このレビューはネタバレを含みます
煙草吸って酒飲んで2時間にわたって人生を振り返り語るおばあちゃん元気すぎ
生きなきゃいけない、結婚して子供を育てなきゃいけないが当たり前の時代の苦労話なのに、お前もそうしないといけない、逆にそうし…
早口すぎるユスターシュの祖母。字幕を読むのが追いつかなくなり、半ば諦めていた。話している内容よりもどんなことが起きてもカメラを止めないのが面白かった。カチンコを打ってもなお続く映像。電話が来てもなお…
>>続きを読む祖母が人生を語るのを孫が聴いてフィルムで撮ることの全体について。というサブタイトルを付けたい。
2日間のユスターシュ漬けの中で一番楽しんだかもしれない。おすすめ一つ選べと言われたら本作を選ぶ。
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すごく良かった。写っているユスターシュも祖母ももうこの世にいないことを奇妙に/強烈に感じて、もはやフィクションじゃ無いかと思った(頭で考えたらドキュメンタリーであることはわかるのだけど)。祖母の話が…
>>続きを読むカメラを回してカットをかけて編集をしている時点で既にある程度フィクションであることを意識してか、インタビューをし、カチンコを打つ自身も映してしまうという変わった映画でした。そして電話も普通にするとい…
>>続きを読むフィルムと酒がなくなるまで、昔の話を喋る…だけではあるのだがちゃんと演出と演出がなされる様子まで入っている。話の内容は殆ど既に亡くなってしまった人たちの話で、カメラは寄ったり引いたりするし、カットが…
>>続きを読むインタビュー前の事前取材が、祖母と孫の関係で完了しているからこそ撮れる二人の佇まい。話の面白さ話ともかく、ユスターシュがカチンコをセットする度に、体勢を整えたり、ウイスキーを口にして休憩する祖母の所…
>>続きを読むユスターシュ、図書館のライブラリーで『ママと娼婦』を途中まで観て以来。(さすがにライブラリーではきついよ…)初めてちゃんと観たのが本作と言ってもいい。
おばあちゃんの百年の孤独のような年代記に圧倒…
© Les Films du Losange