蜂の旅人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『蜂の旅人』に投稿された感想・評価

遊
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アンゲロプロス版ミツバチのささやき?とか思いながら観てたら最後に映画館出てきて笑った

移動養蜂という営みから想起されていく、"魂の定住先"のような話 教師の職を辞し(定住を辞め)、移動養蜂を開始す…

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T
3.7
相変わらず奥行きのある長回しは素晴らしいですね。

元々、ストーリーの説明とかあまり丁寧にする監督ではないが、内容が内容だけに、主人公のバッググラウンドを理解できる部分があればなと。
4.3

長回しの中で決定的で衝撃的なことはほぼ起こらないがゆっくりと人の内面の流れが確かに画面に記録されてる。このやりすぎない長回しにこそ良さが出てると思う。
人が画面に現れ消える、または突然に現れることの…

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Juzo
4.8

アンゲロプロスの中ではロードームービー寄りで観やすい作品。
『蜂のように、花を探して彷徨う男。だけどもう、どこにも蜜は残っていなかった。』
若さ、愛、言葉、風景、どれももう戻ってこない。
でも、人は…

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3.9
これでアンゲロプロスの中では面白くない方って扱いなのすごい。最後二種類のセリフで英語だとLet me goって訳されてたけど、多分日本語だともっと分かりやすくニュアンスの違いが出てるのかなと思った。

なんかつまんなそうだから唯一みてなかった有名なアンゲロプロス作品かもしれない
レンタル本数の都合上数合わせでみた
そしたら珍しくエッチなシーンがある作品だった
あと軽薄なロック音楽が流れるのも唯一な…

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2024 10.23 鑑賞
やっぱりこの人の作品は素晴らしい!
ギリシャ語を喋れないマストロヤンニが身体の表情で演技をしている。無口な男のイメージは彼にないから、この作品のマストロヤンニ新鮮です。
3.8
アンゲロプロスにしては珍しく性を感じさせる作品。それまでマストロヤンニはフェリーニやアントニオーニの作品に出てくる伊達男のイメージだったが、枯れた演技も渋い。
アンゲロプロス長編7作目。抑圧された感情、加害衝動、その共有。
香港
4.2

マルチェロ・マストロヤンニが終始萎びた存在として浮遊するのだけど、突如として『甘い生活』に出ていた、性的な魅力が漲っていたあの俳優の姿を垣間見せる瞬間の爆発力。

それとアンゲロプロス的な構図と撮影…

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