シドニー・ルメット監督、ショーン・コネリー主演の面白い映画なのに観てる人が少ない…
『12人の怒れる男』のように、ワンシチュエーションもの。
ただ、ハッピーエンドじゃない。ニューシネマ的な意味では…
シドニー・ルメット監督作品。
第二次世界大戦下、北アフリカにあるイギリス軍の軍事刑務所(戦争犯罪などを犯した軍人や戦闘員を専門に収容する施設らしい)に送られた五人の囚人兵が、非人道的な扱いを受ける…
衝突する思想の持ち主同士の激しい口論を、彼らの顔を極端なクローズアップで映すことによってその極限的な緊張感を表現する手法は、ノーランの『オッペンハイマー』に引き継がれている。その緊張感のなかで繰り広…
>>続きを読む第二次世界大戦中、北アフリカのイギリス陸軍刑務所が舞台。
そこでは、囚人たちのエネルギーをただ無意味に消耗させるだけの暴力的な命令が横行している。
たとえば「ご飯を運ぶときは足を大きく上げて小走り」…
良い作品だなあ。オープニングからほとんど無駄がなく、少しずつ絶望感が増していって、希望が見えてからのラスト。素晴らしい。
60sの軍刑務所なんて半端ないんだろうな…このリアリティと緊張感は、ハリーア…
刑務所での非人道的な虐待を描いた映画は少なくないが、本作は軍人向けの刑務所という店で異色。虐待ぶりも想像したものよりはソフトであり、これを問題視しているという意味では健全。この終わり方はシドニー・ル…
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