ヒューマントラスト有楽町にて鑑賞。
映画チラシは入手していたが、あまり読まずに「あの時、ドアを開けていれば…」という惹句を見て「なんか面白そうだな~」と思って観に行ったら、医者が主人公の映画だっ…
ダルデンヌ兄弟監督作品。主演は「燃ゆる女の肖像」のアデルエネル。「診療時間外に鳴ったドアベルに応じなかった女性医師ジェニー。翌日、ベルを押していた少女の遺体が発見され、ジェニーは後悔の念から彼女の足…
>>続きを読むサスペンスというよりは救えたはずの命を救えず「あの時こうしてれば」の一心で動く責任感のある彼女のヒューマンドラマのように感じた。
特に盛り上がるシーンなどは無く淡々と話が進んでいく為、好き嫌い分か…
このレビューはネタバレを含みます
自身の過失により第三者を死に追いやってしまったと自分を責めて覚悟を決める主人公。自分が何をすべきなのかという答えをすぐに自力で導き出し行動にでる。その正しさゆえに向かうべき方向も何もかもが既に決定さ…
>>続きを読む淡々と進んでいく感じや1人をひたすら追っていくようなカメラワークが好みだった。このカメラワークにアデルの演技がぴたっとハマってたなぁ。目線や眼力、声のトーン、動作の一つ一つに惹き付けられる。アデルっ…
>>続きを読むあの時、無視せずに応対していたら、あんなことにはならなかったかもしれない。良心の呵責に苛まれるのも分かる。ただ、その後何をするかは人それぞれだろうな。後悔しながらも、自分にできることは何もないと自…
>>続きを読むアデル・エルネ、、
そこら辺にいる役も
高貴な役も
なんでもできるのね。
ドキュメンタリーなの?
フィクションなの?
と思うような表現をするこの監督の演出が好き。
テイストが他の作品と似ているけ…
不意に運命をがらりと変える出来事が起きた時、なんとなく見過ごしてしまうのか、きちんと向き合っていくのか。
この映画は何故あの子が死んだのかを追求する映画ではない。一人の医師が医師としての責務を果たし…
© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)