このレビューはネタバレを含みます
実直に生きていても、どうにもならない時がある。
知識は武器であり、また盾にもなる。
ペンは剣よりも強しとはよく言ったものかもしれない。
世の中の仕組みを知っておくことが、我が身を護ることに繋がるの…
見逃していた「わたしは、ダニエル・ブレイク」を観た。
2016年にカンヌ映画祭のパルムドール賞を受賞した
イギリスの格差社会に描いた映画だ。
同賞を2018年に受賞した「万引き家族」、2019年に受…
人を救うためにある社会制度が人の不幸を招く様子を描いた作品。
社会福祉を不正利用しようとする人たちが、あまりに多いことも公務員友だちから聞くし、
親切心でやったことがイレギュラー対応の前例を…
ケン・ローチ監督ということで視聴。サッチャー以降イギリスの福祉が混迷し本来救済すべき対象が法の網目から抜け落ちている惨状が描かれている。これは対岸の火事ではない。フードバンクでシングルマザーのケイ…
>>続きを読む観たいけどもったいぶってる作品のひとつ
シアターで観れると聞いて走りました。
椅子から立ち上がって家に帰る、という事がなんか後ろめたいような感覚に。
(スタッフさんの消毒等があるから退出しましたが)…
YouTube、VICEJapanでイギリスのフードバンク事情についての動画を見たことがあって、それは実際に起こっていることをドキュメンタリーにした動画なんですが、この映画もフードバンクのシーンが出…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
理不尽な社会の貧困問題に立ち向かうドキュメンタリー。貧しくても一生懸命生きようとしてる。けど、制度上は受け入れられない。人はその立場に立ってみないと気付けないのかな。でも、役所や国に従事してる人には…
>>続きを読む© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016