隣人に愛をもって接すること。
年齢など関係なく、ましてや立場も関係ない。
シングルマザー、ケイティ達
役所のおばさん
パソコン教室で手伝ってくれる学生etc.
見返りのない優しさが描かれる。
…
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したケンローチ監督作。
今回もケンローチならではの作品になってます。なんでもデジタルな現代で、ダニエルの世代の人たちが辛い思いをしてるのは事実。国からのサポート…
ダニエル・ブレイクに同情ぜずにはいられない。
けどたぶん彼は同情を欲しがらないと思う。
結局誰が悪いのか。役所?ダニエル?それとも制度そのもの?
決定的なものがないからこそやりきれなさが残る。
…
辛い。
自分も「手続き」とか「書類」とか苦手だから完全にダニエル派。法律とか制度とか色々難しすぎる。ネットで簡単!とか言いながら説明が足りず電話しても出なかったり「担当じゃないので」とか言い出したり…
ケン・ローチ監督の昔から変わらぬ労働者階級を描いてきた作品の中でも、特に心に染み入る作品だと思う。
どんな状況に追い込まれようとも、自分の生き方、尊厳などを死ぬまでひた向きに守り抜く。
90年代の監…
このレビューはネタバレを含みます
《覚書》
ネットで主演俳優を調べたら、コメディアンとなっていた。
とても優しくて強いきれいな顔をした俳優さん。
困り果ててなすすべなく頭をこする感じがお父さんに似てた。髪の薄さもよく似てたしね。
御…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016