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『キャッチコピーは所詮客寄せ用。
生活弱者に焦点を当てた社会派映画作品。
全編、全く映画映えしない撮影を徹底。
貧困は、一般常識を持っている方ですら、優しさが壊れてしまう…
生きる為に…
誰かの為に…
ケン・ローチ監督の昔から変わらぬ労働者階級を描いてきた作品の中でも、特に心に染み入る作品だと思う。
どんな状況に追い込まれようとも、自分の生き方、尊厳などを死ぬまでひた向きに守り抜く。
90年代の監…
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《覚書》
ネットで主演俳優を調べたら、コメディアンとなっていた。
とても優しくて強いきれいな顔をした俳優さん。
困り果ててなすすべなく頭をこする感じがお父さんに似てた。髪の薄さもよく似てたしね。
御…
多少のご都合主義の御涙頂戴な展開は興醒めだったが、低所得者の抱える葛藤であったり、隣人との連帯や助け合いの優しさが滲み出る
やることをやらずにただ吠える様はとても滑稽で大変惨めであるが、それを是正す…
お役所でたらい回しされたり音声ガイド永遠に繋がらなかったり。私たちが経験する血の通わない必要なのか無駄なのか分からないステップ。それらの積み重ねに惨めになってくる主人公の気持ちに胸が痛い。
施しを…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016