このレビューはネタバレを含みます
前知識としてルーマニアは治安が悪いとか
反汚職の大規模デモが起きたり
思うように生活が改善せず国に不満を持っている国民が多いとか
ルーマニア情勢を軽くでも知っておくと
この作品をより一層楽しめると思…
ルーマニアのクリスティアン ムンジウ監督
寂れて薄暗い街に住む親子のドラマです
娘エリザの幸せを心底想う医者の父親が主人公
絶望的なこの街では、安全も明るい未来も約束できません
大切な一人娘の将来…
傑作。
かつて学生運動に敗れた医者である父はこの国の汚職や悪い治安を嫌っている。だが若い頃ほどの情熱はない。かつて同志だった妻との関係も険悪で、彼は若い女教師と浮気している。だが、その分、優秀な娘の…
『エリザのために』
ひたむきな愛に胸が傷んだ。娘のためなら手段を問わない父の愛、夫への断ち切れない妻の愛、家庭のある男を想い続けるある女性の愛、父か彼か複雑な娘の愛。
怖いことなど無いはずなのに、…
娘の将来を考え、ひたすら奔走する父親。ルーマニアを舞台に自らの人生を振り返り娘に同じ轍をふませたくないと娘のイギリス留学を熱望する父。が、ある事件が起こり父がとった行動が思わぬ方向へ‥映画としては、…
>>続きを読む暴漢にあった娘の為に犯人探しと裏口入学の工作に奔走する父親の話。
個人的傑作「4ヶ月、3週と2日」の監督の作品という事で鑑賞。
その作品ほどでは無かったものの、こちらもリアリティある雰囲気が面白い…
おやおや。普通のドラマかと思いきや、どういうわけかムチャクチャ面白かったですねこれ。
ルーマニアといえば89年までチャウシェスク政権の独裁体制国家で、そこから解放されてから、実際にはそこから腐敗政治…
© Mobra Films - Why Not Productions - Les Films du Fleuve – France 3 Cinéma 2016