監督・脚本:アスガル・ファルハーディー、撮影:ホセイン・ジャファリアン、出演:シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ、他、による、切実なイランの社会問題を扱った心理サスペンスホームドラマ映画。
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イラン映画は、『別離』から二作目の視聴。
引っ越したばかりの新居で妻が、暴行を受け警察を当てにせず夫が独自に捜査していくお話です。
◆良い点/注目ポイント
・終始流れるBGMのアコーディオンが、…
トランプ大統領の移民政策への抗議のためアカデミー賞授与式参加を辞退したアスガー・ファルハディ監督作品。「別離」が素晴らしかったため鑑賞。
ある事件をめぐってぶつかり合う人々の心情を巧みに描いていると…
住んでいた家の壁が倒壊して突如引っ越すことになったエテサミ夫婦。しかし引っ越したばかりの家で妻が何者かに襲われてしまい…
『別離』『ある過去の行方』の名匠
!!アスガー・ファルハティ監督!!
によ…
マンションにヒビが入って住民が退去を余儀なくされるシーンから始まるこの映画だが、終盤になるとそのヒビ割れが象徴的に人間関係に響いて来ているようで怖い。
グラグラする不安定な人間関係を、ジワジワと攻…
疲れた。
いい意味です。
緊張感が最後まで。
起こる事件は、真新しいものではないけど、イランという社会が舞台になることで、夫婦、男女、家族、風俗、司法、警察、私達の国とは違う側面を見ることになり…
エンディングまで予想できないストーリーと気持ちの盛り上がり、すばらしい脚本です。さすが、アスガー・ファルハディ監督!と唸りました。
主人公の夫婦エマッドとラナの物語の奥に見えてくるアーサー・ミラーの…
夫の留守中にアパートでシャワーを浴びていた妻が何者かに襲われる。妻が警察への通報を拒否したため、夫は独自で犯人を捜し始めるが…。トランプ政策に抗議してアカデミー受賞式出席を拒否したという有名イラン映…
>>続きを読むファルハディが、一連の作品のなかで描いているのは、広義の意味での「近代的自我」の行方であり、祖国イランの歩みを深く響かせながら、登場人物たちに宿る空虚さを重要なテーマとしているように僕には思える。
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(C)MEMENTOFILMS PRODUCTION?ASGHAR FARHADI PRODUCTION?ARTE FRANCE CINEMA 2016