永遠と一日の作品情報・感想・評価

『永遠と一日』に投稿された感想・評価

先週アンゲロプロスの7回目の命日だったことを思い出したので、彼の映画で一番好きなこの作品について。

アンゲロプロスの作品で最もメッセージ性の薄いものと思われるこの作品は、それ故に純粋に詩的で芸術的…

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Taka
4.7

不治の病に侵された詩人が、出会った難民の少年と過ごす入院前の一日。

アンゲロプロス監督作3作目の挑戦で、ようやく世間の評価が腑に落ちた作品。いや、傑作。いや、名作。

全編、象徴なのか幻想なのか誇…

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Juzo
5.0

「永遠とは一日と同じくらい短い」という逆説的なタイトルに込められた意味を体感する映画。
劇中でアレクサンドロスが未完の詩人ソロモスの作品について語るように、本作もまた未完の詩のように、断片的で、あい…

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u
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このレビューはネタバレを含みます

紫色のバスに揺られて、乗り込む人々が各々の声で呟いていく。それは詩、弦の揺らぎや恋の演技。生死の狭間をただようたった2人きりの幸福感と、言葉にはならないこの世への悲哀。
宮沢賢治の透明感、黄色のカッ…

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94
4.5

死と希望のイメージがこれでもかと詰め込まれていて面白かった。
アンゲロプロスを観るといつも相米は浮かぶけど、今回は黒沢清も感じた(廃墟での人身売買や子供達が警察に見つかって走り出す所)
言葉を買う詩…

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なんかよくわかんないけどかっこいいぞ!ないつものアンゲロなやつ
アンゲロのこと知らないで唯一リアルタイムで見たやつでもあるVHSで
当時と印象は変わらないというか若い頃だったらこういうのもっとありが…

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tam
5.0

詩人は言葉でしか世界を捉えないから言葉がある限り死ぬことはない。
だからアレクサンドレ!って呼ばれて始まりそして終わるのかなと思ったり、あれ、そうだったっけ?

バスのシーンがすごく良くて泣きそうに…

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K
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このレビューはネタバレを含みます

言葉で君を連れ戻す
死へ向かう祝福
どこに行ってもよそものなのは、監督自身が境界を旅し続ける存在だから。私と同じ
国境に囚われ続ける霧の中の黒い人々

私の人生の最後もこれぐらい演出されたらいいなと…

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後半唐突に来るジャックロジエの『トルテュ島』みたいな船上シーンビックリ
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自分ではこの作品はまだ評価できない
あまりにも深すぎた
年齢的にも人生経験的にも映画の経験的にもこの映画を観て何かを感じるには早すぎた

いつか再鑑賞するとして今は評価無し
2025.5.24

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