死が間近のおじいさんの最期の1日。
幻想的でとても美しい映画だった。同監督『霧の中の風景』で衝撃を受けたカメラワークも再び。
死を悟ったおじいさんと少年の、夢と現実の入り混じった儚い旅に胸を打た…
死と希望のイメージがこれでもかと詰め込まれていて面白かった。
アンゲロプロスを観るといつも相米は浮かぶけど、今回は黒沢清も感じた(廃墟での人身売買や子供達が警察に見つかって走り出す所)
言葉を買う詩…
なんかよくわかんないけどかっこいいぞ!ないつものアンゲロなやつ
アンゲロのこと知らないで唯一リアルタイムで見たやつでもあるVHSで
当時と印象は変わらないというか若い頃だったらこういうのもっとありが…
詩人は言葉でしか世界を捉えないから言葉がある限り死ぬことはない。
だからアレクサンドレ!って呼ばれて始まりそして終わるのかなと思ったり、あれ、そうだったっけ?
バスのシーンがすごく良くて泣きそうに…
言葉で君を連れ戻す
死へ向かう祝福
どこに行ってもよそものなのは、監督自身が境界を旅し続ける存在だから。私と同じ
国境に囚われ続ける霧の中の黒い人々
私の人生の最後もこれぐらい演出されたらいいなと…
高齢の詩人の孤独と悔恨を、アンゲロプロスのひたすら長回しのキャメラが写し撮っていく。物語らしきものは、ほとんどない(まったく無いわけではない)。冒頭の、三人の少年が海に向かって走っていくショット、ラ…
>>続きを読むシームレスに現在と過去を行き来する長回しには素直に感動したし、全編通して力強いショットの連続であると感嘆したが、現時点の僕にとって好きな映画、好きな作家であるとは言い難い。
恥ずかしくも最近になっ…