いい政治劇だった。そうだよな、ドイツとイスラエルが簡単に国交樹立できるわけないよな、とか、日本だって戦犯がぬけぬけと政府中枢どころか首相になってたりするんだからドイツだってそらそうだよな、とか、盲点…
>>続きを読む戦後15年経ってもドイツ要職に居座るナチの残党に対して、ナチに一度は屈服した自分が許せないバウアー検事長との闘い。
アイヒマンを探し、ドイツで裁くことでナチ残党を一掃することに執念を燃やす男に対し、…
先日観た「顔のないヒトラーたち」の前日譚。バウアー検事長が執念でアイヒマンを追い詰めて行くというストーリー。
戦後10年程経つが、国の中枢にナチの残党が多数存在する事実に驚愕した。ニュルンベルク裁判…
このレビューはネタバレを含みます
ナチスSSの最重要であるアドルフ・アイヒマンを追う検事フリッツ・バウアーの執念と
苦悩を描いた作品。実話。
シリアスな内容だし、アイヒマンを追っていく上でまわりはほぼ敵。いつ、誰に裏切られるの!?っ…
テンポが良くて、クールで面白かった。
とても感情移入しやすかったのは、アイヒマンの戦争犯罪については重きを置かず、セクシャリティについての話への比重をおいてるのも、大きかった。
僕みたいな凡庸な人間…
この人もしかして……?と思ったら、同性愛者であることがこう生きてくるのか。なるほど。
検察長官と運転手の「互いに弱みを握ってる」関係がとてもよき。
相互手引退で禁固2年はないわ。
キリスト教圏え…
『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』という本の巻末にオススメ映画として紹介されていたので。
そうだよなぁ。戦争に負けたからってナチスがいきなり完全にいなくなる筈もなく、とても難しい情勢だっただろうなと、興…
アイヒマン捕獲をイスラエル側から描いたオペレーション・フィナーレがめちゃめちゃ面白かったためドイツ側から描いたこの映画も鑑賞。アクションシーンなどもなく淡々と進んでいく分迫力には欠けるが戦後のドイツ…
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