歓迎され(ているように見え)るダニエルだが、故郷サラスの人々に翻弄され、穢され、搾取されてしまう。そこに待っていたのは、自らの作品で散々ネタにしてきた相手からの思わぬしっぺ返しだった。
それに抗い…
奥歯かみしめて腹筋つらせながら笑うタイプの大人のコメディ。
田舎あるある、町内会あるあるな話なんだけど、都会にも共通な一般社会の縮図でもある。人間の根源的な本能でもある「嫉妬」と「虚栄心」の競演を…
アルゼンチン出身のノーベル賞作家ダニエル。彼は40年ぶりにスペインから故郷であるサラスに帰る。「名誉市民」となった彼をサラスの人々は暖かく迎え入れてくれる。しかし、気づいてみるとサラスの人々から嫌わ…
>>続きを読む作品こそ高く評価されているが、その実人間としての中身は空っぽに近く世俗的で、虚栄心に満ち、田舎出身であることを恥じ、芸術を解さない田舎者を軽蔑の眼差しで見ているという、主人公の人物造形がいかにもあり…
>>続きを読む作家ダニエル・マントバーニは、40年前に故郷アルゼンチンのド田舎サラスの町を出て、今ではスペインに住みながらノーベル賞を初めとして、各国の賞を総なめにしている押しも押されぬ大作家。
ノーベル賞の授…
めちゃくちゃ怖い田舎怖い系。ミッドサマーより怖い
幼少体験を元に書いた閉鎖社会系小説で世界で巨匠扱いされて疲れ切って行き詰まった小説家が、招待され久々に田舎に帰ってくるも…
田舎の怖いところは人付き…
毒が効いてておもしろかったです
こころ清きふるさとなんて幻想なのか
犀星じゃないけど ふるさとは遠きにありて思ふもの 帰るとこじゃないよーということか
そこで生涯を終える田舎者からすれば故郷を去った…
とても好みだ。
これは
隠れた傑作の類い
かもしれない。
とても
文学的。
ウィットに富んだ作品。
ノーベル文学賞作家の
主人公が数十年ぶりに
故郷に足を踏み入れるという…
笑える映画だと思って気軽に見始めたのですが、かなりシニカルです。ノーベル賞受賞した作家が40年ぶりに故郷に戻り、歓迎を受けたり、嫉妬されたり、喧嘩売ったり。言い過ぎな部分もかなりあるけど、こういう遠…
>>続きを読むノーベル賞を得て、体制側の評価に浸かり芸術家として打ち止め的コメントした作家の業と、したたかさが痛快
電動車椅子、理路整然と断っといてちゃんと手配したり
唯唯インテリでポリシー優先だけでない、愛すべ…