このレビューはネタバレを含みます
闇の中の究極の”光“という暴力を見た______
この236分という長尺は、あの瞬間のためにあったのですね。
ラストのあの場面で、長時間に散りばめられた、青く儚く美しい場面が走馬灯のように頭…
ただぼんやりと眺めていた。そのうち当時の台湾で暮らしているような気がした。4時間の生活が終わりエンドロールが流れた時に我に帰った。
見るものを引き込む、そんな魅力がこの映画にはある。
この没入感が生…
3回目ですが、観るたびに印象が変わりますね。
エドワード・ヤン監督の映画はすべからくそんな感じかなぁ。
蓮實重彦先生や濱口竜介監督の論評を読ませて頂いているからですかねぇ。
観るたびに新しい発見があ…
『牯嶺街少年殺人事件』アウトレイジさながらな不良グループの抗争劇も衝動的に犯してしまう過ちも若さゆえの青春として包括される瑞々しさがフィルムに焼き付いている。灯と闇を駆使した光と影の完璧な構図による…
>>続きを読む本当は映画館でいつか観たかったのだけれども、まさかのU-NEXTに来てしまったので仕方がない。まあ傑作😵
今まで全然ピンと来てなかった「カメラと被写体の距離感」というワードがなぜか俺の頭の中に浮かん…
台湾旅行のために重い腰を上げてやーっと見たんだけどこれ見ずにエドワード・ヤン好きです🫶とか言ってたのほんまに恥ずかしい
ひたすらにすごい、凄すぎて4時間どころか5時間でも6時間でもきっと見れてしまう…
ものすごい長い。
長いんだけど、それがあって初めて殺人事件の意味が生まれる。
そんな映画だった。
いろいろなものが描かれているのだけれど、それが決して散漫になっていない。
青春あり、恋愛あり、やく…
映画の内容はヒリヒリしてるのに、なんだかフワフワしてる印象がする。
なにごとも決めつけない。
すぐに白黒答えを出さない。
人生において余白というものはとても大事だと思わされた。
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『牯…
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