このレビューはネタバレを含みます
奪い合う兵士と国、男と女。子供達を良い方へと導く学校の近くには夢と希望に満ちた映画の撮影所がある。シャオスーが通うのは夜の学校。ここの教師達は独善的で、教室では級友に絡まれ、折りに触れては保健室に通…
>>続きを読むこのところ、猫も杓子も「言語化」というフレーズを使っている印象があり、当然のようにカウンターとしての「非言語」性を唱える向きもあるなか、僕としてはいずれも馬鹿馬鹿しく感じている。
それは、「言語化…
決して観客に優しい作りじゃないから、考えながら見ないといけないんだけど、その負荷が見応えになるし、忘れない要因になると思う。
15歳は本来もっと管理の行き届いた体制のもとで教育がないといけないと思う…
236分の長尺! 4Kレストア版なので、画面が綺麗。U-NEXTに感謝。
しかし、4時間は長ぇなー、と思っていたら、劇伴もない4時間を、全く飽くことなく観られた。こりゃすげーわ。
とにかく、ヒリヒ…
1960年代の台湾を舞台にした映画というあまりの接点のなさに戸惑っては、聞き馴染みのない地名や人名、ギャング映画さながらの好戦的な生徒たちの異文化さに独りでにただ納得するしか他ない。やがてロックは不…
>>続きを読むなんて潔癖な画面なのか…
子供たちが背伸びギャングしてるのが初めは可笑しかったのに、それが子供たちなりの切実な光景だと気付くと途端に息苦しくなる。
環境要因の心への影響と、最後に発露する行動が心のど…
このレビューはネタバレを含みます
なんとか見終わった。終始女の子たちが可哀想な映画だった。特にチェンスーのお姉さん。
淡々とした絵作りと合わせて、画面の外を使うのが上手いと思った。
ハニーがちゃんとかっこいいのが良かった。おかげで、…
目の前で起きてるひとつひとつの物事はシンプルなのに混じり合うことでどうしてここまで複雑に見えるのだろう。
自身の意思で制御出来る範囲はごく僅かで、その範囲を飛び出し無理に動かそうとすると齟齬が生じ…
長い。とにかく長い。他にも8時間級の作品があるにしても。しかし、観てよかったと思えた。また観たいとも。ある事件を解釈しながら作品にするとはこういうことかと学んだ。プレスリー少年による届かないテープ。…
>>続きを読む©1991 Kailidoscope