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「僕は君の希望になる」
大戦後、大陸から家族と共に台湾に渡ってきたごく普通の少年、小四が幾人の男を惚れさせる罪深き女、小明と出会い、恋に落ちて、殺してしまうまでの一部始終を描いた作品。
台湾で実…
職員室バットのシーン、美しすぎる。キーンと響く。かなしみも追いつけずに後から襲ってくるほどの瞬発力と、鋭利な美しさ。
DLして機内で観てたから気圧の耳鳴りのような緊張感がマッチしてしまって、ひたひ…
1961年に台北で起きた、14歳の少年による "ある事件" に想を得た本作。『恐怖分子』(1986)で世界的な成功を収めたエドワード・ヤンが自らの製作会社を設立して作ったのが今作。ヤン監督自身の家族…
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登場人物が多く、顔と名前が一致するのに3時間かかってしまった
カップルズ同様、ラストの畳み掛けが怒涛で、小四が急にメンヘラ化したのには驚いた。
実話ベースというのを作中の解説で知り、それもまた衝撃だ…
本来、一人の少年が起こした事件の発端を描くには、一見関係のなさそうな場面まで時間を遡り、家庭内や学校での出来事を余すことなく取り上げないといけないんだよな、と納得した。
多面的だし、単純じゃない。
…
やばいわかんない
良さがわかんない
そんなことよりも長い
そして多い
この四時間の長さと色々な多さを飲み込んで傑作ですとはならない
途中三回ほど休みながら見たのが悪かったのか?
そんなわけがあない
…
1960年代の台北
学校と不良の世界のあいだで揺れる少年たちの心情と、その果てに起きる衝撃的な事件を描いた実話ベースの作品
最近『カップルズ』をきっかけにエドワード・ヤン監督作品を見始めたばかりで…
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