21世紀に残したい映画100本(1995年)
エドワード・ヤン監督が実際の事件をモチーフにした傑作。
と言っても監督の名前を知っている程度で事件については全く知らない状態での鑑賞。
とにかく綺麗に…
多くの映画が特定の事件を軸に物語を展開する中、本作の進み方は異なる。小四らの日常をじっくりと映し出すことで、登場人物たちの内面と関係性の変化——とりわけ小四一家の崩壊——を丹念に描いている。つまり、…
>>続きを読む4時間近い"超尺"だが、体感としてはそこまで。
思春期の童貞はつらい。女が想像する100倍はつらい。
惚れた時点で詰んでたストーリー。思春期の脆さは好きなあの娘が世界のすべてだからね。
個人的に…
テーマがあってストーリーがあって台詞があって演技があって…という映画としてついつい思い浮かべてしまうものとはまるで違い、登場人物の日常があって衝動があって葛藤があって人生があって、それがスクリーン上…
>>続きを読む人生最長映画
4時間という長尺に加え(インターバル無し)、遅い展開と登場人物の多さで集中力も要するが、退屈する瞬間はない
小四は小明を救おうとすることで自らの救済を願った。特に思春期は何かに縋らな…
日本でも何度もリバイバル放映され、今回は4K版と言う事で、久しぶりに劇場で4時間の映画に挑戦。
観客の8割が中国、台湾人。
1961年6月に台湾で起こった中学生男子が恋人を殺傷するという事件をモ…
このレビューはネタバレを含みます
上演時間4時間という長さに尻込みしていたけれど、あれよあれよと時間が過ぎ、気がついたら会場が明るくなっていた。
観終わって最初に思ったこと。人間って儚いな。
光と影、生と死、表と裏、好き嫌い、強弱…
©1991 Kailidoscope