ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 1049ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

F

Fの感想・評価

4.4
試写会にて鑑賞。

LGBT、いじめ、人種、貧困、麻薬
今の日本人の一般的な感覚でこのような社会問題に論をとなえることは難しい。もっと理解を深めようと思った。

映像美良し。
3月23日の試写会に参加させて頂きました。とても深く、考えさせられる映画だと思いました。あっという間の111分でした。
shoko

shokoの感想・評価

3.7
3/23 試写会

私は好きだけど
この作品がアカデミー賞とったのは
ちょっと違う気がした。
政治だな。

「愛と自信を持つこと」って言葉いい。

公開前に観られてしあわせ。
さいこ

さいこの感想・評価

3.5
静かな映画だから、レイトで観に行ったら寝てしまった、、、
起きるたびに主人公が成長してた、、、笑

言葉よりも、仕草とかから気持ちを汲み取るような、国語力試されるかんじだった(たぶん)
こんどは昼間にもっかい見に行かなきゃ(>^o^)>
第89回アカデミー賞受賞式での作品賞読み間違いによる大逆転劇の話題が先行している本作だが、その騒動とは裏腹に描かれたものは静かに深く我々の心に語り掛けてくる。
この作品は、3人のキャストが夫々演じる主人公シャロンの少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代で構成されていて、そこで描かれるのは彼が辿る心の旅路。
作品の舞台は光溢れるマイアミだが、シャロンの置かれている状況は閉塞感が漂い、光が射さない。
シャロンは少年時代から自分が他者と違う同性愛、ゲイである事に気付き、内気な性格と相俟って格好の苛めの対象となっている。
その上母子家庭なのに、「大事な息子」「愛してる」という言葉とは違い、母であるポーラは彼をなおざりにしている。
そんなシャロンの暗夜行路に光を与え、手を差し伸べる人たちがいる。
作品の前半で登場する麻薬ディーラーのファン夫妻は子供がいないからかもしれないが、何の見返りも求めず第二の両親のようにシャロンに接し、居場所の無い彼に家庭のような安息や温もりを与える。
そして学校で孤立しているシャロンに気軽に声を掛け、接するケヴィン。
彼はこの気の置けないケヴィンに友達以上の感情を抱くようになっていく。
台詞を極力省き、説明的な描写も無い3部構成の本作は、観客自身が“描かれないストーリー”を補う必要がある。
だから人によっては、マイアミの貧困地帯に住む一人の黒人のよくある半生が淡々と描かれているとしか捉えられないかもしれない。
この作品は説明的な台詞や描写を省く代りに、その斬新な映像や音楽、キャストの演技で多くを語らせている。
映画の前半で出てくる台詞“In Moonlight Black Boys Look Blue”が象徴するように、青味がかった映像がシャロンの心情を表し、激しい感情の赤や逆に温もりや優しさを感じさせるセピア色が出てきたり、更に音楽がシーンを盛り上げて我々の感性を刺激していく。
そしてキャストたちが言葉ではなく、目線をはじめとした目の表情で内に秘めた思いや情感を浮き彫りにしていく。
絶望や閉塞感の中、光や愛を求めて彷徨するシャロンを描く本作は、単なるLGBTQ作品の枠組みや、国籍や人種、性別や年代を越えて我々の心に月のような優しい光を投げ掛けます。
くう

くうの感想・評価

3.1
試写会。

主人公も寡黙だが、ヒジョーに物静かな作品。

物静かすぎて「なぜそこでちゃんと話さん‼」とついつい思っちゃう少年時代……いやいや行間を読む作品です。

一人で静かに誰も居ない海の風景を楽しむようなつもりで観るといいと思うの。あまりドラマティックな展開を期待すると肩透かし食らうだろうなって。

もっとマイノリティを語る作品なのかと思っていたが、人種ガーーという問題よりも生まれた環境や身体の要因が大きい。

答えはないし誰も救いにはならず、自分自身で立ち上がっていくシャイな青年の愛の話。

むしろ彼の人生はこの作品の後に待っている気がする。

個人的には、それほど大きく心動かされず。
ムーンライト
3/31公開ですが 一足早くレビュー。

第89回アカデミー賞にて作品賞 脚色賞 助演男優賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督作品。
アメリカ マイアミの貧困区域
家庭に問題を抱える少年 シャロン(アレックス・ヒバート/アシュトン・サンダース/トレヴァンテ・ローズ)は、内気な性格が災いし 同級生にいじめられる日々。
逃げ込んだ廃墟でドラッグの売人 フアン(マハーシャラ・アリ)と出会い、自身を気にかけてくれるフアンの想いに 徐々に心を開いていく。
高校生になっても状況は好転することなく 悪化の一途を辿っていたが、唯一の友人 ケヴィン(ジェイデン・パイナー/ジャハール・ジェローム/アンドレ・ホーランド)の存在が支えとなっていた。
時が経ち、母 ポーラ(ナオミ・ハリス)との確執も払拭できぬままアトランタで暮らしていたシャロン
ある夜、彼の元に懐かしい人物から電話がかかってくる。
愛を求め彷徨う男の3つの時代を通し、自分を愛すること 人を愛すること 生きていくということを描いた作品だ。

劇中、何度も何度も顔を歪め 歯を食いしばった。
作品とは関係ないが、ぼくは持病の群発頭痛のせいで 観る前のコンディションが最悪であった
が、頭の痛みを凌駕する程の胸の痛みによって 頭痛は鳴りを潜めてしまった
繊細な心の機微を 張り裂けそうな胸の痛みを、とても丁寧に扱っていた。

例外もあるだろうから軽はずみに断定はできないが、多くの人が愛情を注がれて生きてきたと思う。

両親の愛情
無償の愛
家族の温もり

今その心に穏やかさが宿っているのなら
誰かを気にかけたり 好きになったり 愛おしく想える心があるのなら
それは絶対に愛情を注がれて生きてきた証拠である。

愛の手触りを 愛がもたらすあたたかさを知るぼくらだからこそ、愛を知らずに生きるシャロンの痛みが 求めても得られないツラさが身に沁みる
愛を知っていれば知っている程に、激しく胸が抉られてしまう。

人の心はスポンジに似ている
幼ければ幼い程に、その吸収力は大きい
どんなモノでも吸収できてしまう
たとえそれが愛でも 怒りでも 憎しみでも

成長と共に吸収力は損なわれ、それまで吸収してきたモノでいっぱいになってしまう。

人生において初めて接する他者
それは両親

両親から注がれるモノによって、その人間の基盤は決まっていく。

愛情を注がれずに育ったシャロン
彼が愛を求めるのは道理
鬱屈とした想いを抱えてしまうのも道理
向けられた善意や好意にどう応えるべきなのかも分からない
どうしたら愛情を得られるのかも分からない
触れたことがないのだから、知りようがない

それを感じさせてくれるのではないかと思える人にシャロンは出会う。

海でシャロンに泳ぎ方を教えるフアン
そのシーンは、海のように広く険しいこの先の人生を
そこでの歩き方を教えているようであった。

作品全体を通して言えることだが、分かりやすい劇的なシーンは描かれない。

人と人との激しいぶつかり合い
言葉の応酬
一瞬でボルテージがMAXに達してしまうような感情の爆発
そういったシーンがあまりない。

それよりも、そういったことを経た後の日常を
それらが当たり前になってしまっている悲惨な現実を見せつけられる
むしろ、その方が効果的に観客の胸を締め付ける
シャロンの姿を見ているだけで、描かれていない劇的なシーンが自然と想像できてしまう。

点ではなく線を
突出したひとつの出来事ではなく、それらが連なってできている今を 人生を垣間見る。

日常において、あなたやぼくが他者と関わる時の感覚に近いのかもしれない。
人と話す時、相手の言葉だけではなく その仕草や行動などからも心が感じ取れる。

その心に喜びや悲しみや怒りが宿っていることを、それまでの生き方さえも見えてくる。

まるでシャロンと対話しながら、彼の心の奥底を知っていくような時間であった。

人は所詮己の知ることしか知らない
月の光に照らされシャロンが歩んだ道 露わになった心
愛を求めて彷徨った時間
それが彼にとっての全て

向き合うべきモノははじめから全てそこにあったのだと思う。

人種 暴力 ドラッグ 貧困 LGBT
人によっては、直視するのに一度深呼吸する必要がある。
アカデミー賞で競い合った「ラ・ラ・ランド」と比べたのなら、取っつきにくいテーマのオンパレード。

どちらが触れやすいかは一目瞭然
けれど、優劣の話ではない。

夢との向き合い方 愛情との向き合い方
扱うモノの違いでしかない。

人間であれば誰もが持つ「心」を
誰もが求める「愛」を
自らを受け入れてくれる「他者」の存在を

時に危うく 鋭く 美しく 大胆に描いていた。

観終えて心が疲弊するのは必至ですが、決して不快な疲れではありません
実人生に影響を及ぼす良き疲れでした。

ぜひ劇場でご覧ください。

青春★★★★
恋 ★★
エロ★★
サスペンス★★★★
ファンタジー★★★
総合評価:A
友達が試写会当ててくれたので観に行きました!

好みがハッキリわかれそうな映画でした
多分一回見て全部理解は出来ない感じかな~だから二回みてやっと思いがわかる感じかも
coco独占試写会にて。


試写会後、トークライブ。



作品にちなんでカバちゃん?って言ってたら、当たらずしも遠からず、ブルボンヌさんという女装家の方でした。面白い話が聞けて良かった。



観終わった後、やっぱり『ラ・ラ・ランド』だったんぢゃないの?と思ったのはわたしだけ?



これは、試写会の後のトークセッションでもブルボンヌさんが分かりやすい派手な演出を求めているいる人は観なくていいみたいな…、こと言ってたので、見透かされた感があり、ちょっと恥ずかしくなりました。



確かに分かりづらいです。地味だし。行間を読む映画。







2回観て、シミジミ浸るみたいなこと言ってましたし…



確かに一度観ぢゃ、良さがよく分からないかも?



わたしは変な先入観を持たずに観たいために、予備知識を入れずに観ます。だから今回も予告編で観ただけの知識で鑑賞。なんとなく黒人のはなしなの?程度。



オープニング、スパイク・リーを彷彿?でも全然違うし…



主人公の幼少期、青年期、現代の3パートの視点で描かれていて、トークセッションでも言ってましたが、時代設定が曖昧で、はっきりとはしないんです。コレ、わたしも思ってました…。それはそこに焦点を当てたわけではなく、いつの時代の話だってのはこの作品には関係ないから。で、それぞれのパートごとにいいシーンが多く、一瞬たりとも見逃せません。わたしは1→2→3か、2→1→3。でもいきなり3パートになった途端、違くない?って違和感はあった。あ、コレ、主人公の成長の変遷で役者が違うのですが、その順番です。3になったらいきなり凄くなってて、でもトークセッションで、それは主人公の…って言ってて、なるほどな、と。




いろんなマイノリティーのはなしなんです。LHBTがテーマみたいな括りになってますが、そうぢゃなく、黒人、貧困、麻薬、低学歴、移民…、全てのマイノリティーな…




で、主人公は、なんでそーなったのか?と言うと、生まれ持ったモノもあるのですが、その全部なんですよね。




それは劇場で確認してください。









その全部を抱える黒人社会への、トランプ政権への抗議の意味合いのある本作がアカデミー賞を取ったのは、タイミングというか、なんとなくエポックメイキング的な作品で今後、語り継がれるのだうな…








トークセッションでも、古くは『蜘蛛女のキス』から始まり、マイノリティー作品がアカデミー賞をとるのは…、と言ってましたが、兎に角、めでたいことには違いない。おめでとうございます🎊




てか、マイノリティ云々以前に、ものすごくピュアな純愛作品なのだ。キュンキュン。だって…ブルボンヌさんは夢精したシーンがいい、って言ってましたが、たしかに、純なんです。だってあんなお面で…、しかもヤクの売人で、あんなガタイで、そんな…、いちず…
はな

はなの感想・評価

3.1
試写
こういう映画がオスカー獲るのかあ、と思いながら観た。どういう話か全然知らなかったのでちょっとびっくり。色んな説明をすっ飛ばして物語は進んでいく。その行間を埋めるのは観客側の仕事なのかな。母親役のナオミ・ハリスがティア・ダルマみたいに見えました。
この映画、そもそも15館くらいでしか上映しない予定だったんだって。アカデミー賞効果で公開が前倒しになったり劇場増えたりしたんだけど、つまり内容的には単館公開ものって話です。