「ビルを見ても、区別がつかない。僕の設計か他人の設計したものか、大差ないね。僕の設計かどうかなんて重要ではない。」
エドワード・ヤン監督の映画を観るのはこれが初めてなのだけれど、なんていうか…
資本主義経済が渦巻く1980年代の台湾。キャリアウーマンのアジンと家業を引き継ぎ細々と暮らすアリョンの錯綜を描いた映画。侯孝賢が演技をしているだけで台湾映画ファンとしてはもう面白い。大人になりきれな…
>>続きを読む台湾巨匠傑作選2025にて。エドワード・ヤンの映画って、人生にポッと現れた空白地帯、って感じがして好きだ。この映画ではそれは「失業」だし「日本統治」と「アメリカへの憧憬」の間の空白地帯だと思う。そし…
>>続きを読む久しぶりに見返し。
『カップルズ』の前触れとなるような作品で、グローバリゼーションに乗れる人と昔気質のやり方をやりたい人、その狭間で揺れ動く人たちを見事に描いてる。
亡くなってしまった侯孝賢の役者仕…
結構業が深い話だが、登場人物のどうしようもなさや気まずすぎる雰囲気にちょっとじわじわ来た。面白いのか面白くないのか判断しかねるが、好きな映画ではあると思う。
でも望遠ばっかでカットが多い感じはあまり…
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