台北ストーリーに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『台北ストーリー』に投稿された感想・評価

4.2

好き

ホウシャオシェンの熱演

特に、叫びながらタクシーを追うホウシャオシェンは見もの。
血を流しながらタバコを吸う姿も素晴らしい。

話の内容は恋愛時代と同様、誰が誰の話をしているのか迷子になる…

>>続きを読む
4.2
角度が変われば、人(の人生や命)なんてどうでもいいものに過ぎない、なんてことをやすやすと提示してくるラストの救急車辺り。やっぱり愛を見つけるべきなのだ。だから行き着くのはやっぱり、カップルズ。

青梅竹馬。あなたが校庭で白球を追いかけていた時分にくらべたら、わたしたちはずいぶん変わったのよ。あなただけが変わらないままね。日本人に嫁いで東京で暮らす幼馴染。家父長からの抑圧に耐えかねて米国行きを…

>>続きを読む

個人達の半径数メートルの些細なものことをを繋ぎ合わせて社会と交えながら壮大な物語に仕立て上げるところ、凄い
だって個人の話ならいくらだって出てくるだろうに、そういう社会の流れの点と点とを線にしてイマ…

>>続きを読む
katoyu
4.4

こちらは鑑賞記録。先日、カップルズを4k版で鑑賞して、こちらを購入しました。とにかく全シーンカッコいいですね、この監督は。ストーリーもいいんですが、ネオンと夜景もいいし、部屋の中の捉え方もカッコいい…

>>続きを読む
富士フィルムのシーンにしても、暗闇のシーンにしても美しすぎる、

暗闇を光で照らすという「牯嶺街」で見られるテーマがすでに胚胎されている

冒頭のシーン
ひとつの画面の中で、部屋の中から一緒に窓の外を眺めていた二人が、別々の部屋に分かれる
男は部屋の照明のスイッチ…

>>続きを読む
4eilx7
4.2
アジア映画は全部これであって欲しい。こういうのが見たくてアジア映画を見ている。
win
5.0

このレビューはネタバレを含みます

台湾の栄華の裏にある緩やかな絶望。エドワード・ヤンの作品は恋愛時代しか見たことがなかったので、思ったより虚しい幕引きに少し驚いた。
生まれた土地から逃れきれずずるずると足を取られていく様は、ツァイミ…

>>続きを読む

過去に置いていかれた男と、未来へ進めない女。非情に進んでいく時代、変わっていく街並み、諦念を抱え、空虚に彷徨う僕たちは、一体どこへ向かうのか?この頃のエドワード・ヤンもまた、答えを探していたのだろう…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事