シネマスコーレで鑑賞。
エドワード・ヤン作品のバイオレンス描写のドライさにヒリヒリ
エンタメでは無い本物の暴力が静かに伝えられてて、北野武作品と似た感覚を受ける。
富士フィルムの看板をバックにし…
“見れる映画” には違いないんだけど、もう少し運動感があったほうが……とも思うし、主役の男女の “どこに魅力があるのかわからない感じ” はわかるけど、わからない。バイクがワッと並走しているショットに…
>>続きを読む主人公のアリョンとアジンは台北を抜け出してアメリカに向かおうとする。しかし、アメリカは決して近くはないし、見えてもこない。だから主人公たちはアメリカに思いを馳せながら、台北の街を彷徨い続けるしかない…
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寄る辺ない青春群像、痛い。後半、ヒロインのアジン(ツァイチン)がいつものサングラス姿で街角を左に横切らず手前に彷徨い立ち止まり見渡し、再び歩き出すロングショットは、振り切るように去って行くアリョンを…
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正直言って、思った以上に抽象的で分かりにくい映画だった、というのが今日初めてエドワード・ヤン作品を観た自分の所感。
ヤンと同じ、台湾ニューシネマの寵児(で、個人的な盟友であり本作の出資者でもある)…
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エドワード・ヤン監督作品
主演はこないだ見た『冬冬の夏休み』監督のホウ・シャオシェン
かつては少年野球で未来のエースとして将来を期待されていたが夢半ばに破れ、親の家業である布屋を…
アリョン(阿隆)とアジン(阿貞)の恋人とも友達とも同僚ともつかない関係の、結構暗い雰囲気の大人の現実脱却物語。
同じ1947年生まれのエドワード・ヤンとホウ・シャオシェン。
監督作は多くないエドワ…
最後のシーンで、侯孝賢が青年に「帰れ!」って言ったところに人間を感じる。部屋の電気を点けたり消したり、結局、切る勇気もないし、向き合う勇気もない。
まぁでも世の中そんなもんだよね、、
エドワードヤ…
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