正直言って、思った以上に抽象的で分かりにくい映画だった、というのが今日初めてエドワード・ヤン作品を観た自分の所感。
ヤンと同じ、台湾ニューシネマの寵児(で、個人的な盟友であり本作の出資者でもある)…
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エドワード・ヤン監督作品
主演はこないだ見た『冬冬の夏休み』監督のホウ・シャオシェン
かつては少年野球で未来のエースとして将来を期待されていたが夢半ばに破れ、親の家業である布屋を…
アリョン(阿隆)とアジン(阿貞)の恋人とも友達とも同僚ともつかない関係の、結構暗い雰囲気の大人の現実脱却物語。
同じ1947年生まれのエドワード・ヤンとホウ・シャオシェン。
監督作は多くないエドワ…
最後のシーンで、侯孝賢が青年に「帰れ!」って言ったとこに人間を感じる。部屋の電気を点けたり消したり、結局、切る勇気もないし、向き合う勇気もない。
まぁでも世の中そんなもんだね、、
エドワードヤンの…
日本の映画館から台北の人々の人間模様を伺った感じ。
妻がギャンブラーだったり、仕事が好きなのに父親に結婚しないのかと言われたり、「よくある」と言われればそれまでだが、当の本人たちは「よくある」じゃ済…
初エドワード•ヤン
前々から観たいなと思ってはいたけれど、
中々サブスクでは配信がなく、
半ば諦めていた矢先でのABEMA無料配信。
配信期限が迫っていたので急いで鑑賞した。
本作は長編としての…
私が生まれる前の隣国の空気感が、なぜこんなにも胸を焦がすのか。若者が袋小路の中でもがく感覚は、現代の日本に暮らす若者にも通じるところがある。東京はかつてこんなにも憧れられていたのかと思うと、今の姿を…
>>続きを読むひとつひとつの画がかっこいい。80年代の台北の熱気のそばで、言葉少なく、映像を主体にそれぞれの関係性が徐々に浮かび上がってくる。最後まで煮え切らない男と、不安や寂しさややるせなさを感じながらそれでも…
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