河瀬直美監督作品はどれもピリピリしていて力強いとかじゃなく、ただ強くてこわくてSっぽく姿勢を正して真剣に観なきゃいけない気持ちになるけどそれが後半に気持ちよくなってくる。
面白い。
この作品も本…
目を閉じている方が“見える”のかもしれない。
目を閉じてないのに、目を閉じてる感覚になる映像、音楽。人間の内に流れてる、とても弱くでも力強い何かが、映画の中で溢れ出してた。河瀬さんの作品は本能に、…
【弱視から観る光】
映画を評価する上で最もやってはいけないことは、クリエイターの人格否定から作品を評価すること。近年ベルトルッチやワインスタインのセクハラ問題で、今まで皆が褒めていた作品までもが手の…
色々思うところがあって、ズッシリと心に残りました。
ー人と交わることの意味
ー「伝えること」は「伝わること」ではないこと
ー言葉は器用で不器用な存在だということ
ー失うことは終わりではないこと
…
素晴らしい!!
河瀬監督の最高作!
いろんな融合がびたりと集約され、極めてクオリティが高い作品だ!
公開時に観たかったけど、DVDで2度続けて観れたので、細かく、丁寧な仕上げの部分がより分かれて…
河瀨直美監督の映画はいつも奈良が舞台となるのですが、これまでだったら奈良の山々の緑を強調していたのに、今回は奈良といっても駅近くだったり、奈良ならではの色をうすくしていると思います。
そして、登場…
今や当たり前に利用してる吹き替えや字幕も、「外国語が使えない」人にとってのガイドサービス。盲目の人だけでなく、あらゆるバリアフリーに向き合う人達の戸惑いが含まれた作品。
間や空気感を言葉にする難し…
この映画を見て感じたこと。
目が見えなくなることの恐怖。
目が見えることで、欠ける想像力。
言葉で伝えることへの挑戦。
想像力は優しさ。
してあげているという思いあがり。
触れることの重要さ。
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