散歩する侵略者の作品情報・感想・評価

散歩する侵略者2017年製作の映画)

上映日:2017年09月09日

製作国:

上映時間:129分

3.5

あらすじ

「散歩する侵略者」に投稿された感想・評価

感想川柳「侵略は 静かな方が 恐ろしい」

予告が気になって観てみました。φ(..)

鳴海の夫・真治が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める…というお話。

スタートの雰囲気から黒沢清監督のダークな作品かと思いましたが、グロいのはそこだけでした。(゜〇゜;)でも終始「気持ちの悪さ」というか「居心地の悪さ」みたいなのはあります。

原作は舞台ということですが、たしかにそんな感じもします。映画だとツッコミ所が多すぎて…(-。-;)

「概念を抜き取る宇宙人」という発想は面白いですけど、地球を侵略するくらいの科学力なり文明がある宇宙人が『自分』とか『邪魔』とかそこから?という部分に興味を示すのが分からない。(;・∀・)
「寄生獣」の影響を受けてる感じがするのに、こちらは納得がいかない。あの二人の宇宙人が途中からサイコパスっぽい人間に思える。(゜゜;)実体がないなら「ザ・ホスト 美しき侵略者」や「スナッチャーズ・フィーバー」のような侵略の仕方ならまだ分かるけど結局武力行使だもんなぁ。

厚生労働省だかの対応も中途半端(;・ω・)本気でどうにかしようという感じがしない。自衛隊まで出てるのに結局ドローンくらいしか出番無し。

こういう「理屈っぽい」人間には向いてないのかな(゜ロ゜;ただ鳴海と真治の話は割と好きです。(*´∀`)

松田龍平は宇宙人役に違和感がない(笑)( ̄▽ ̄;)
笹野さん、光石さん、児嶋(笑)の脇役もいい。

んでまず(^_^)/~~
kitkitkit

kitkitkitの感想・評価

3.8
仕事でもお世話になってる、
イキウメの代表作「散歩する侵略者」の映画化。


「見た目は普通の宇宙人が、地球を侵略する」というある意味飛んでる設定が、ダメな人は最後まで入ってこないだろうな〜。

なんともイキウメっぽい、ぬるぬるして気持ち悪い感じは結構出てたけど、よりエンタメ性を増した感じ。舞台とは当然違うけど、これはこれで良い。
フィクションが徐々にノンフィクションに感じてしまう変な感覚。

10月から始まる舞台が、より楽しみになりました〜。
散歩する侵略者
劇団イキウメの舞台を映画化。

病院を訪れた加瀬鳴海(長澤まさみ)は、数日間行方不明であった不仲な夫 真治(松田龍平)と再会する。
まるで記憶を失ったかのように変わり果て自分が宇宙人であると口にする真治だが、浮気を誤魔化すための演技だと呆れ聞く耳を持たない鳴海。
それ以来、真治は事あるごとに散歩を繰り返している。
時を同じくして一家惨殺事件を追っていたジャーナリスト 桜井(長谷川博己)は、事件の生き残りである女子高生 立花あきら(恒松祐里)を探す中で自らを侵略者だと名乗る若者 天野(高杉真宙)に出会う。
記事のネタになると半信半疑のまま同行することを決めるも、人間からあるモノを奪う姿を目の当たりにして後に引けなくなる。
次第に日常は崩れ去り、いよいよ侵略が始まるのであった。
人類と侵略者との邂逅を通し、人の業を 誰にでも宿る可能性を描いた作品だ。

冒頭、すくい上げられ袋に入れられた金魚が映し出される
物語の方向性も相まって、これからあなたやぼくがあの立場になるのだと
ありとあらゆる動物達にとって、人間こそ侵略者であったのだと
圧倒的強者にとって、弱者の命など取るに足らないのだと
命は皆に等しくあるはずなのに、命の選別をしていたのだと
犬や猫の命は重く 魚や虫の命を軽く感じるのは、人間の尺度でしかなかったことを思い知る
強者と弱者のバランスが崩れ去り、これまで自分達が強いてきたことをそのまま強いられるだけ
滅ぶべくして滅ぶのだと 理不尽と呼ぶには罪を背負い過ぎているのだと
血の上を飛び跳ねる金魚の姿こそ人類なのだと言われているような気がした。

かつてこんな侵略者がいただろうか
はじめてのおつかいの如く近所を出歩いたかと思えば、いとも容易くエゲツない行為をしてみせる
一見穏やかで微笑ましくも見えるが、やっていることはとんでもなく恐ろしい
徐々に そして着実に人類を破滅へと追い込んでいく
だが何故だろう
ぶっ飛び設定の非現実を目の当たりにしているというのに、考えてしまうのは現実のことばかり
これまで自分自身が歩んできた実人生を、今の自分がどのように構築されてきたのかを考えてしまう

侵略対象である人類を把握すべく行動を開始する侵略者達
知らないこと学ぼうとするその様は、子どもから大人へと成長していく過渡期のよう
かつてあなたやぼくが通ってきた道を彼らも辿る
成長の度合いに個体差があり、他の個体とは明らかに違う道を辿る真治
その姿にこそ引き込まれるモノが宿っていた。

誰と出逢い 何を学び 如何なる経験をし 何を果たそうとするのか
それこそが人の価値を 生き方を決めていく

余計なモノばかり吸収し過ぎれば、本当に大切なモノを見誤る
今の自分がドン詰まりだと思えるのなら、クソなモノばかり吸収してきた証拠
余計な見栄や傲りを捨て去れば、自ずと道は切り拓ける
が、手放すことは容易ではない
心の根っこに染み着いてしまった悪しき習慣を取り除くのには膨大な時間と努力が要る
だからこそ、全てを屠った時に達することができるであろう境地を見せつけられ希望を抱いてしまう
人類が破滅へと向かえば向かう程に、どういうわけだか可能性の片鱗を感じていく

誰と分かち合い 何を伝え 如何に遺し どう死んでいくのか
それこそが人生の価値を 後の世を決めていく。

人類に可能性はいくらだって残されている
異なる種族でありながら相互理解を深めていく鳴海と真治
宇宙人と分かり合えるのなら、同じ人類とだって分かり合えるはず
これはあくまで物語だけど
実際に宇宙人がいるかどうかなんて分からないけれど
本来なら対話の余儀無く一方的に蹂躙されてしまうかもしれないけど
そんなことは関係ない
彼らの姿を見て心動かされたことだけは確か
全ては「今」を生きるぼくら次第なのだと侵略者達が教えてくれた。

笑えて ハラハラできて ゾッとして ウルっときて、常に先の展開が読めない
まさかこんなにも胸打たれる作品だとは思っていませんでした

ネタバレは何もしていません
ぜひ劇場でご覧ください。

青春★★★
恋 ★★
エロ★★
サスペンス★★★★
ファンタジー★★★
総合評価:A
愛は勝つ?

才能の無駄遣い
黒沢清による人類再考察SF。色々考えさせられる。色々思わされる。けど観終わって思ったのは、すっかりおばさんになったキョンキョンだけど、俺はチュー出来る。だった。
あおば

あおばの感想・評価

2.8
一言で言えば、愛は地球を救うな話。
舞台演劇が元ネタと知り、なるほどなと思った。確かにこれは映画よりも舞台向きの脚本だと思う。
松田龍平の何を考えているのかさっぱり分からない役を演じたときの嵌まりっ振りは相変わらず凄い。
masa

masaの感想・評価

2.9
黒沢清監督作は好きだが、自分はこれはそこまでのれなかった。松田龍平はまだいいが、その他の宇宙人のキャラがチャラくて、弱くしっくりこなかった。

黒沢清監督が、劇作家・演出家の前川知大が結成した劇団イキウメの舞台を映画化。

鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。
町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生していくという話。

最初はよかったんだが、段々ワケわからない展開になってきて。ガイドも別に要らねえんじゃねえと。
黒沢清の世界観は出ていたと思うが。
これの前日譚『予兆~』の方が面白かった。

結局は人類の愛がテーマということか。
るい

るいの感想・評価

-
概念を奪う宇宙人の設定は面白くて、ガイド役である人間の葛藤なんかも良かった。ただあの2ヶ月間は想像にお任せするのか、、、なにがあったんだ。
アート

アートの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

つまんなくはないけどこれいって面白いわけでもない不思議な映画でした…
愛を奪うとあんなに人に優しくなれるのかなー愛は苦しかったり、切なかったりしますし…
うーん考えれば考えるほどわからなくなるので考えるのをやめます。笑
>|