軍旗はためく下にの作品情報・感想・評価・動画配信

『軍旗はためく下に』に投稿された感想・評価

4.2
666件のレビュー
3.8
20200909-085
昭和46年8月15日、元陸軍軍曹、富樫勝男の未亡人である富樫サキエ
原作:『軍旗はためく下に』(1980年)結城昌治、『敵前党与逃亡』『上官殺害』をもとに
美術:入野達弥
このレビューはネタバレを含みます

2025/7/12
昭和46年、終戦から26年経過したが、夫(丹波哲郎)を戦争で亡くした妻、左幸子が、夫の死が戦死ではなく、死亡と書き直された通知のために遺族年金ももらえない事で厚生省を何度も訪ねる…

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東宝名画座にて鑑賞
wkhrA
3.0
反戦映画であるとともに反官僚、反権威、反天皇制映画でもあると思った。エンタメじゃない方のガチバイオレンス。コントじゃない方のガチ不条理。
3.8

音も含め、演出はだいぶ苦手だったけど、ぐるぐる回っていく展開の面白さと、回るたびに痛感する戦争というものの悲惨さ、さらにはある意味無意味ともいえるような死の描き方、死の矛盾などなど、刺さるところもた…

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深作監督らしからぬエンタメなし、サスペンス風の重い戦争映画ですね。

昔の人は美化されがちですが、いつの時代も人の醜さは変わらない。下っ端ばかりが責任や後悔、苦渋を負わされ、A級戦犯やお偉いさん方は…

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5.0

きちんと天皇に戦争責任を問うていて、正直この頃より全然後退していると感じる。国が始めたことの責任を私たちが取らされるという妻の述懐は庶民にとってのあの戦争の全てで、国のためになど死ねないと若い兵士や…

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4.5
推理ものとしても、戦後日本が受けた傷のスケッチとしても素晴らしい。
皮肉り方が痛烈
深作で一番面白かった

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