アルジェリアからフランスに移住したリヨン郊外の団地住まいの40代女性と二人の娘の話。アラビア語を第一言語としているので仏語が流暢でない母と仏語で答える娘たちの会話は常にぎくしゃく。就ける仕事が限られ…
>>続きを読む2023年4月29日@元町映画館
イスラーム映画祭8にて、日本初公開。2016年、フランスのセザール賞で、最優秀作品賞、脚色賞、有望若手女優賞の3冠を獲得したフランス映画。
短評は、映画祭で鑑賞後…
移民で、フランス語も得意ではなくシングルマザーで、仕事は清掃員掛け持ち。
それで、年頃の娘二人(お姉ちゃんは医学部に進学、、お金…、妹はちょいグレ気味。ふたりともフランス語がネイティブなのでコミュニ…
ふたりの娘を育てるアルジェリア移民の母が、眠るまえ日記のようにアラビア語で書きつける詩の穏やかさ。
清掃婦や家政婦として働く仕事場では、無自覚の差別に晒される。フランス語が話せず娘たちとさえ溝が生…
モロッコ出身のフィリップ・オコン監督が演技経験ないアルジェリア移民スライヤー・ゼルーアルを清掃員や家政婦をして2人の娘を育てる主人公ファーティマに起用。ファーティマはフランス語が不得意だからフランス…
>>続きを読む物語ることを拒むかのようにひたすら積み重ねられる日常の断片。無味乾燥なイメージが彼女たちに纏わり付く世知辛さを強調させ一定の発信力を感じるものの、家族モノとしては安直な描写に終始するのでストレスを感…
>>続きを読む#29 イスラーム映画祭8の6本目
強烈なまでにつらい作品が続いていたので、かえって本作にはホッとさせられた。
(これでも十分シビアな内容なのだが)
昭和30年代の東宝映画にありそうな話で、タイムス…
今年も渋谷・ユーロスペースのイスラーム映画祭8にて。今作は、舞台はフランスだが主人公はアルジェリア移民の母親で、女手一つで二人の娘を育てている、という人物。娘は一人が18歳の大学一年生(医学部)、も…
>>続きを読む