【一言で言うと】
「淡い夏の“喪失”」
[あらすじ]
夏のベルリン。サシャは恋人のロレンスをベッドに残し、仕事場のアトリエへ向かう。彼女は淡々と仕事をこなし、同僚と会話を交わしてアトリエを出た後に…
全編の半分くらいの尺でラブラブを見せつけてきて、残りの半分が悲しみ、、じゃなく2人が言葉を交わすことも無く開始5分くらいで死んで、視聴者が2人の関係になんの思い入れも持たないの珍しい
鬱鬱しくて痛々…
急に大切な人が亡くなって、しばらく悲しみに暮れていても、時が移ろい、環境も変化していく中で、また新たな煌めきが差し込む。
人生ってそういうものなのかもな。
家で観ていたら、家族に邪魔されて所々集中…
面白かった。沁みる映画だった。
16mmフィルムのザラザラした映像と彩度高めの色合いが夏にぴったりで良い感じ。それに寄り添う音楽もとっても良かった。
肝心のストーリーは、大切な人を失った喪失感を…
©Nord-Ouest Films - Arte France Cinéma - Katuh Studio - Rhône-Alpes Cinéma