綺麗で可愛い映像、バランスも良く、悲しみに優しく寄り添う監督だなと思う。
『アマンダと僕』でもそうだったけれど、ひとりで歩きながらふとした瞬間に声もあげずに涙があふれるシーンが、彼らの悲しみや喪失感…
悲しいかなこの世は不条理で満ちているということを再認識させられ、残された側が時間と共に立ち直っていく様に何とも言えないもどかしい希望を抱きました。
ニューアコ〜オルタナのバンドをスポット的に使った演…
若い女性の突然の死
彼氏
妹
親
それぞれが悲しみを抱え辛い毎日を送っている。
残された者は先に進まないといけない。
でも簡単に乗り越えられるものではない。
最後に誰かを殺して感動を誘う映画は…
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突然死した1人の女性の恋人と妹、それぞれの喪失と再生の物語。
フランス映画そんなにたくさん見てきたわけじゃないんだけど、質感とか温度感とかがめちゃくちゃフランス映画っぽいな〜と思った。
冒頭…
夏だな〜ってことで
Life goes onだね 大切な人がいなくなっても時間は進むし、無情なほどになにも変わらない生活に包まれながら生きていくしかないけど…逆に救われることもあるというか。それで…
ある空白地帯のように喪失を中心に据える手法は、日本では朝井リョウ原作『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督, 2012年)や、古くは紫式部『源氏物語』などにも見られるもので、近年のフランス映画では…
>>続きを読む誰かが亡くなっても、その悲しみに
耐えられなくても、生きている。
同じ悲しみを分かち合い、一生懸命
生きている。それは本当に尊いもので
負の感情が湧いてしまうような瞬間も
あるが、皆壊れそうにもなり…
その人を忘れるための恋愛、その人を重ね合わせた恋愛、その人の先へ進んだ恋愛。
時間の経過と、薄れていく記憶。
うーん。
不条理だね。どうすれば良いのか分からないと思う。けど、ボーッとしてても泣…
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