羅生門の作品情報・感想・評価・動画配信

羅生門1950年製作の映画)

上映日:1950年08月26日

製作国:

上映時間:88分

ジャンル:

配給:

3.8

あらすじ

みんなの反応

  • 映像、演技、音楽、テーマ、脚本、光の陰影、音の使い方がすごい
  • 人間のエゴ、見栄、自己チュー、虚栄心、卑しさ、弱さを描いている
  • 京マチ子の名演技や、三船敏郎の色気が印象的
  • 物語の行き着く先が見えず、面白い展開がある
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『羅生門』に投稿された感想・評価

1329
4.0
土砂降りの日はこの映画を思い出す。
「本当のことが云えねえのが人間さ・・・・・・人間ッて奴ア、自分自身にさえ白状しねえ事が沢山あらア」

黒澤明監督映画の初鑑賞。

捨て子赤ん坊の着物を剥ぎとった下人の「手前勝手ではない人間は生きていけない」というこの作品のテーマ“人間不信"を象徴するメッセージ性の強い台詞。

美しさを意識した光と影…

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Dee
3.5
登場人物も少なければ舞台数(?)も少ないぶん、キャラクターの深みに迫る
京マチ子のある演技シーンが狂気的で印象にのこった
このレビューはネタバレを含みます

黒澤明による『羅生門』は、真実とは何か、人間とは何かを問う心理劇の金字塔である。山中で起きた武士の殺害事件をめぐり、4つの証言が食い違いながら提示される構成は、単なるミステリーの枠を超え、「人は自分…

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このレビューはネタバレを含みます
芥川の「藪の中」をベースに、「羅生門」のエッセンスも加えていて、それが作品をより重厚にしている。どんどん引き込まれていくような面白さ。京マチ子の怪演が素晴らしい。

黒澤三船祭り!昔、母が「羅生門は三船敏郎がカッコ良かったのよ〜」て語ってくるのを「三船敏郎wいつの時代だよw」と右から左に流してた当時の自分をぶん殴りたい。私が物心ついたときの三船敏郎と言えば三船美…

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半年くらい前に突然黒澤明作品を観たくなり視聴。セリフ聴き取るの大変だったけどそうか私も字幕つけてみれば良かった😂
何か事が起きた時、そこにいた人の話を何人かに聞くと状況が全部違っていた。結局あの女は…

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めちゃくちゃおもろい
人間の愚かな部分を色んな映し方してる
見る人によっては解釈が分かれる終わり方が特に良い 字幕必須

字幕必須。映像美と、散々滑稽な人間の愚かさを見たあとの最後にホロリとしてしまうシーンがありました。
現代からすると逡巡のシーンが長すぎると感じる時がありますが、三船敏郎の動物的な演技は見ものです。

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小説も読んで、映画を見た。

この映画で用いられる笑いは、「面白い」という意味合いよりも、「ざまあみろ」的な意味合いが強いと感じた。最後、小説ではなかった子どもをもらうシーンを追加したのは、誰も信じ…

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