2025年 336作目
(配信 134作目)
Prime Video 内のマイシアタープラスにて。
終戦前、鹿児島県奄美諸島のとある離島にて出逢う国民学校の教師と海軍特攻艇隊員の物語。
特攻…
沖縄出身の満島ひかりさんにはピッタリの映画でした。ともかく沖縄の方言がさっぱり分からない、字幕を読みながら観ていたがやっぱり満島さんだと言葉遣いが自然でした。内地の人間に分からないのは当然としても満…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
戦争という切羽詰まった暗い空気の中、2人が思い合う静かな空気感が美しかった。
起承転結が大きくある訳ではなかったため、日常の延長線のようなリアルさは良くも悪くもただぼーっとみてしまったのだが、激しさ…
梯久美子の「狂うひと」と島尾ミホの原作は読んでいたので気になっていた映画。ふたりの想いがお行儀良すぎるかも。戦時下の中での逢びきは、もっと激しく体と体がぶつかり合い、もっともっと言葉をかわすだろうに…
>>続きを読む満島ひかり、故郷の沖縄で魂の演技。
ベニヤ板の特攻艇・震洋に興味があって見たが、満島ひかりにヤられた。
ラスト前、上半身ハダカで身を清めるシーンは、色気ではなく本気で死地に向かう覚悟が感じられて素晴…
島で子どもたちに慕われている教員のトエと、海軍特攻艇の隊長として駐屯したきた朔中尉の切なくも一途な物語。
事実に基づいた作品であるだけに、戦時下における島でのリアリティが伝わってくる。
島の時間は静…
「死の棘」を理解するための鑑賞
夫の島尾敏雄が書いた原作「死の棘」の映画で強烈な印象を残した妻の島尾ミホが夫とどう出会い愛しあったのか、妻の著書を原作にした本作を鑑賞。あくまでも映画「死の棘」の背…
映像の美しさ、俳優満島ひかり・永山絢斗の演技が光る一作。
「プロットにもっと戦争の色があるほうが、ヒリヒリして好みやったかも」とは思っちゃったけど、満足!
十分に間を取って、言葉はなくても空気や音…
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