視聴の理由が、「井之脇海が出演しているから」だけで観た自分にとっては結構退屈で難解で尺も長く感じてしまいました。
戦争モノの映画は嫌いじゃないし、本作品から学ぶものも確かにありましたが、いかんせん…
明日をも知れぬ戦時中だからこそ、素直に感情を表現でき、恋も情熱的に成熟しやすかったと思いました。しかも相手は特攻隊員!そんな論理的な観方もできますが、最後に玉音放送を聴く朔隊長の姿が映った時は、素直…
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「死の棘」の前日談としてみるとなかなか興味深い。
終戦間近な緊迫した状況での南方の島で始まった二人の恋はとても理想化されたものになってしまったのだろう。
それは後年の島尾ミホの「トシオはただの人。で…
【戦時でも時はゆったりと流れる】
戦時中、九州の南にある島で、特攻目的でやってきた軍人の若い将校と、島で国民学校(小学校)の教員をしている若い女性が恋仲になるお話。
島で使われる言葉の抑揚が独特…
先日、奄美大島近くの島を訪ねた。
それなりに言語の理解があり、人が何語を話しているかに関しては大体予想がつくタイプではあるものの、現地のおじ様方が話す言葉が到底理解出来ず(私の彼は台湾語じゃない?な…
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