50年後のボクたちはのネタバレレビュー・内容・結末

50年後のボクたちは2016年製作の映画)

Tschick

上映日:2017年09月16日

製作国:

上映時間:93分

3.8

あらすじ

14歳のマイクはクラスのはみだし者。同級生からは変人(=サイコ)扱い、両親の仲もうまくいっていない。そんなある日、チックというちょっと風変わりな転校生がやって来た。夏休み、2人は無断で借用したオンボロ車ラーダ・ニーヴァに乗って南へと走り出す。 旅の途中で訪れる、いくつもの出会いと別れ。 やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく――。

「50年後のボクたちは」に投稿されたネタバレ・内容・結末

『50年後のボクたちは』鑑賞。ドイツ発の青春ショタロードムービー。少しみんなと違うが故に気になる異性にアプローチできない弱気な少年が、破天荒な転入生と出会うことで変わっていくという、ミシェル・ゴンドリー監督の『グッバイ、サマー』にかなり酷似した内容であった。そういう意味でどうしても比較せざるを得なかったものの、本作も非常に質の高い作品であった。ロシアからの転入生チックが盗難車で旅をする設定なので、自作した家型車で旅をする『グッバイ、サマー』より多少現実的かなという印象。主演とマドンナは『グッバイ、サマー』のアンジュ・ダルジャンとディアーヌ・ベニアンの方が可愛かったけど、悪友である本作のチック役を務めたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルの方に軍配かな、もう完全に主観だけど……
ひとつ異なる軸があったのは、父親との深い確執だ。マイクは若い女性と浮気をする父親とアルコール漬けとなった母親という家族の在り方に嫌気がさしていた。そうした、若い自分にはどうにもならない現状(タチアナから誘われないことも含めて)に我慢がならなくなり、悪友チックとの二人旅に飛び出すのだ。
特に父親への反発精神は強く、父親の浮気相手にも敵意を向ける。そうした男性的なモノを否定するシーンは数カ所に見られ、途中で遭遇する奇妙な家族やゴミ捨て場で暮らす女性イザとの出会いに表現されている。父親への反発で顕著なのは、物語のクライマックス。裁判で悪事は全てチックになすりつけるようにという父親の指示を無視したシーンだ。チックの存在は夏を通して、マイクが不満に感じていたタチアナとの関係や家族のしがらみなどを取っ払う存在となっていたのだ。
失恋した少年が一回り成長して恋愛感情を乗り越えるって設定だけでだいぶ好きなので、採点は甘めだけどかなりオススメ。50年後の今日また集まろう、絶対だ!なんて青春なんだ!羨ましい!!!
青春ロードムービー。
予告編どおりで、想定以上のどんでん返しとかは無し。
それでもグッときたのは監督のセンス?
お母さんは酒飲みとしてグッとくる格好良さと痛さ。
最後のお父さんのジャンプパンチに笑った。
楽しかった

良いタイミングで流れる
渚のアデリーヌも最高

二人の空気感が程よく和んで
途中で出逢った女子もなかなか

ひと夏の経験で顔つきが変わる

ラストは巧い演出で感心

追記
上映後のトークイベントも良かった
成長するというよりはただワルになって帰ってきただけ…私の中のロードムービーに対する期待を超えるものではなかった。でも道中面白かったし、最後に明かされる約束は素敵。実現してほしいな。
上着のシーンがええねん
眠くて映画館行くの迷ってたけど観れてよかった
原題のチックのまんまでよかったんとちゃうの

じわじわ良さがきてる。観たその日はそこまでやったけど、次の日からずっとこの映画のこと考えてる。
終盤のマイクの「母の依存症や父の不在、そんなことはたいしたことじゃない」って台詞が心にくる。そうやな。そうやねん。

告白のシーンもとても心に残ってる。
扉をあけて、足を踏み入れて。
そこからの上着のシーンって流れが素晴らしい。
ラストも好き。成長を感じる。

そして何よりチック!この作品で1番興味を惹かれる魅力的なキャラクター。
彼がどこでどういう風に育ったのか、なんで14歳にしてアル中なのか、あの後どうしているのか、色々めちゃくちゃ気になるよな。

チックという魅力的すぎるキャラクターがいるにも関わらず、主人公はちゃんとマイクになっているのがまた凄い。

イザ役のメルセデス・ミュラー、顔と瞳の色がきれい。
リトルランボーズ、コップカー、グッバイサマーと作品に対する評価の違いはあれど、好きなジャンル。

今回もよかった。
結構王道な感じ。

旅の終わりが事故ってのも、今まで見た中では新鮮。

汚いヒロインが、ショートカットで可愛くなるのも素敵。

親との中も、変に仲良しに終わらせてないのもよかった。
ドイツ語がよいなぁ
音楽とか音の使い方が楽しい
若さ溢れるところになんかこっちが恥ずかしくなった眩しかった
3人で水辺に行くところのシーン好きだな自由で
スタンドバイミーと並べ称されるのが分かる、青春ムービーでした。
盗んだ車で走りだした14歳の少年二人。

中々な家庭環境の中でとても優しい目で母親を支えている。
父を恨んでいるけれど、アル中の母を恥ずかしいと思って居ない。それが先生を始め誰にも伝わらない。
浮いているけど、気にしていない。そんなマイクを、カミングアウトの相手に選んだチック。
マイクがモテ期だと言う真意は後でわかる。
冷めているのか、諦めているのか、やんちゃなのか、良く分からないチックの境遇もかなり凄そう。
最初は強烈な印象だったけど、胸に秘めた思いが有ったのか‥と思うと何だか愛おしく思える。

彼らの無茶な行動や、引き際や、機転や、寛大さ、それ全てがもう、キラキラした青春なんだな。
来週や、来年や、10年後じゃなくて、50年後って所が壮大ね。
私でもまだどうなっているか想像つかない。

懐かしく思い出せる夏の日の思いで。それって人生の宝物よね。
素晴らしい青春映画達のうわずみをすくって、こんなんやってみたかったんや!を映像化したような映画。

スタンド・バイ・ミーとかで感じるような、もう二度と戻らないあの夏あの頃を思って涙が出るような感覚もまったく無く、またこいつらに会いたいと思うことも無く。

少しだけ大人になって、あんなに憧れてた同級生がどうでもよく感じてしまうとこは良かった。にしてもタチアナはブス。イザベルは可愛かった。
楽しみにしていたファティ・アキン監督の作品です!

14歳の少年2人マイクとチックが織り成す
ロードムービーで
とても期待をしてたのですが
少々薄味でした。。。

観ていて14歳特有の
閉塞感とか焦燥感とか伝わってくるのですが
マイクとチックが打ち解けるところとか
イザと出会って一緒に旅する所とか
イザが離脱する所とか
ちょっと急すぎじゃない??
と思ってしまいました。
50年後に会おうというエピソードも
薄かったし。

ロードムービーってもっと2人の想いを
掘り下げていくほうが好きだな。

そうそう、チリャード・クレイダーマンの
ピアノがなかなかいい味出してました!
14歳少年とクレイダーマンの
ミスマッチがとても良かったです。

少し前に日本人キャストで舞台があったみたいですね。
原作も読んでみようと思います。