公開から2ヶ月後に公布された売春防止法を取り入れて、吉原で働く娼婦たちの姿を、時にしたたかに、強く描いた溝口の遺作。
黛敏郎の音楽も手伝って、ホラー映画のような雰囲気を漂わせている。
下働きの女中…
推しのミュージシャンが好きな映画にあげていて、ようやく鑑賞
どこが好きなんだろう?と考えた
(多分それがないと観ることはなかった映画だったかもと思うので、自分にとっての推しの影響力すごい)
現実をそ…
圧倒的。
フィルムワークスをやった事がなかったので、始めようと思いました。
まず溝口健二が観たいなと思い、赤線地帯がU-NEXTで観れたので視聴。
圧倒的群像劇。映画が終盤に向かうにつれどんどんと面…
滑らかなカメラワークがとにかくカッコいい。役者の表情と動きを余すことなく収めている。
売春禁止法と娼婦達の群像劇。その職に流れるに至った経緯と結末。
一度入れば足を洗うのも運か金。世間体から滅…
大火で途絶えた歴史を継いだ吉原。悪法制定直前の閉塞漂う戦後浅草の空気感。
ブラパン第一世代の登場にグリルとだいぶヒップホップムービー。
夢の里ドリームを体現した布団ハスラーに重なる痴人の愛の面影…
ショーン・ベイカー監督の「アノーラ」が何故評価されているのかわからず調べているうちに本作にたどり着いた。本作は1956年の作品で、溝口健二監督の遺作だ。
赤線自体耳にしたことはあるがよくわかってい…
少し時代は違うが、小津安二郎監督の「東京の女」でも描かれたテーマと類似する部分があった。
何とか生計を立てるために水商売をする女性と、その女性に援助を受けながら水商売に否定的な男性。現実と向き合うた…
物凄く力のある映画
悲壮感がなく生の輝きすら感じる
貪欲、そう貪欲に生きているからだ
身体を売る
分かったような事は言えないけれど
望んで売る人なんて一人もいないよね
「汚い」と息子に罵られた…
5人のショットが美しすぎるのが切ねえ。
無常。カッコいいぞみんな
この映画は京マチ子そのものだ。
木暮実千代のジレンマは特に職種問わずに普遍的だ。それでも「私は死なないわよ。あなたがどうなっても死ぬ…
©KADOKAWA1956