南瓜とマヨネーズの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「南瓜とマヨネーズ」に投稿された感想・評価

サエカ

サエカの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう女の人、いそうだな、というリアル感。言ってしまえば闇堕ちなんだけど、そこまで汚れきってしまったわけでもない、純情が垣間見えるキャラクター。

一方の彼氏、完全にヒモ。頑固。真っ直ぐすぎて周りが振り回されちゃう。

その2人が歌のことや彼女の仕事のことですれ違ってしまって、
でも最後の最後、歌で繋がった瞬間がすごく心地よかった。彼女が泣いてるのがよかった。

だがしかし、明らかに怪しいおじさんに怪しい場所に連れていかれて、しかもおじさんのシャワー中に絶対逃げれたはずなのに、抵抗しなさすぎでは?と思った。そこまでお金が欲しかったのか?彼女には一寸のプライドもないのか?恥じらいがないのか?ライブハウスで働くのってそんなにひもじいのか?
あらゆる疑問が浮かんだ。

ハギオは一言で言うと歩く色気。ただただセクシーなんだけど、アンニュイさもあり、ずるいキャラクター。昔のこと掘り返されたら彼女も黙っていられんやろ。途中、ハギオと上手くいっちゃえば良いのにと思ってしまっている自分がいた。それくらい、お似合いだった。

彼女はおそらく、生きる目的が欲しかったのではないかと思う。「私は、私が何をしているのか分からなかった」というようなナレーションにもある通り、なんのために生きているのかはっきりしていなかった。彼氏やハギオは彼女の生きる目的、だから金を与える。目的が生き続けるために。自分が必要とされていると実感するために。相手を思って金をやっているというより、自分のために見えた。

闇堕ちからなんとか抜け出してくれたのは救い。見てよかったかな、と思えた。
zak

zakの感想・評価

3.4
南瓜とマヨネーズ…
野菜とドレッシング…
この微妙な距離感は、映画の中の男女2人の微妙な距離感を表しているのだと思う。

仕事もせず、ミュージシャンの夢を追うヒモ男…まあハッキリ言ってクズ野郎ですよ。
ただ、自分は夢破れて、逆に成功した他人を妬み、負け犬の遠吠えの如く批判する、妙なプライドを持った男…実生活においても、そんな人物が身近にいたので何か分かるわ〜と思ってしまいました。(決して共感はせんけど)

一方全く理解できないのは、そんな男を支える女性の方ですよ。自分の体を張って稼いだお金で男を養う。それだけ才能に惚れ込んでいるということだろうか…?それでいて昔好きだった男と再会すれば、そちらにも靡いてしまう尻軽さ…(失礼…)

そしてその昔好きだった男を演じるのは、個人的にお目当てだったオダギリジョーですよ。まさにパーフェクトなクズ野郎ぶり!(笑)もはやクズ野郎を演じさせれば、現在彼の右に出る者はいないんじゃない?というぐらいのハマりぶり。さすがです。

トータル的には何とも煮え切らない作品ではあったのですが、ラストの彼の歌声が想像以上に良くて驚きました!
Canape

Canapeの感想・評価

3.7
ずっと気になってたやつ。ほっこりものかと思ったら、痛々しくて生々しい女と男の恋愛でした。夢追いのミュージシャンと生活を支えるために風俗で働く女の子。全部悪循環。見てるところバラバラ。プライドばっかで甘えてばかりの男、助け過ぎでダメ男作っちゃうし自分も堕ちていく女。共感できないのに、なんか両方の気持ちがわかっちゃうような。そんな時にばったり昔大好きだった人に会っちゃうのよ。その大好きだった人がオダギリさん。色男で女ったらしのオダギリジョーの破壊力よ。ナチュラルすぎて役なのかわからない。ちょいオラもずるい。あの笑顔とあの感じでじりじり来られたら、突っぱねる意欲も喪失。絶対うまく行かないってわかってても吸引力に勝てない。きゅんきゅんして、現実の息の詰まりが苦しくて。でもそんな生活でも居場所をもらっていたんだよね。恋愛は人を成長させるね~。あまにが~。ベタベタの恋愛映画じゃないから心地よくて、お話も好き。オダギリジョー見るためだけにまた見れる。
hase46

hase46の感想・評価

5.0
日常の中の恋愛。

臼井あさみ、太賀、オダギリジョー全員が全員素晴らしかった。

本当に彼らの日常の一部を覗いているような自然さが溢れていた。
絶対にハギオはいつか離れていくんだろうなっていうのが分かってるけど、魅力的で引き込まれる。
居酒屋のシーンなんか一つ一つの仕草やセリフが最高だった。


そんな中でも2人には幸せになってほしいなと。彼がもう一度歌を歌ってくれれば。
それだけでよかったんだ。

2018.10.4.312本目
chanmo

chanmoの感想・評価

3.5
たわいもない日常に溢れる、どこかの男女の気持ちの揺れ動きが、もどかしくて、切なくて、心がきゅーーっと締め付けられるそんな映画でした。
ぴぃ

ぴぃの感想・評価

3.8
女の人の醜いせこい部分が物凄くリアルに感じ、なんとなく共感できる。終盤、なぜか泣いてしまった。見終わった後、これまたなぜかほっこりして🙆🙆🙆カメラのアングルも、独特な感じがして🙆🙆🙆何回も観れそう。
mee

meeの感想・評価

2.8
だらしなさと優柔不断さ、その場に流されていく感じ。
共感はあったけれども、生きていく人の強さが観たいなぁという、今の気分。



「ずっと一緒にいてくれる?」




曲作りをしないバンドマン。
そんな彼を愛している小さなライブハウスのPA。
苦しいながらもこのまま平凡に暮らしていけると思ってた。
いつから歯車が狂った?出会ったとき?ハギオを好きになったとき?
いつだって、愛は不安定だ。


冒頭見た感じは あ、これ男がヒモでめちゃくちゃイライラするタイプの恋愛映画だ。 と思ったのに、それはまるっきり誤解だった。
最初は彼のためにと思って頑張るんだけど、努力の仕方を間違えてしまう。そして辛い分、彼にも見返りを求めてしまう。
人間誰しも持ってる弱い部分。
ありえないようで、こんな日常たぶん結構そこら中に散らばってる。
理性、感情、愛、孤独、依存。
きっとみんな、共感せざるを得ない。


空のペットボトルが床に何個も並んでたり、ゴミ袋積み重なってたり、同棲あるあるって感じ(笑)
綺麗すぎない感じが逆にいい。



金曜日の夜とかにビール片手に持ってほろ酔い気分に浸りながらぼーっと鑑賞したい作品。
曽良

曽良の感想・評価

3.0
キャストが良い。雰囲気は良かったけど、内容はあんまり響いてこなかったな〜
dibdib

dibdibの感想・評価

3.9
良かった。
なんとなくわかって心臓痛くなった
最後の歌のシーンが優しすぎて逆につらい