暗くなるまでには/いつか暗くなるときにに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『暗くなるまでには/いつか暗くなるときに』に投稿された感想・評価

浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.3
映画にしかみえない辛さ。映画というのもまた比喩の形式であることを知り尽くした上で、実体や本質へ向かって表現が横滑りしているむなしさ。
これも『ありふれた話』同様に反復される作業を追ったドキュメンタリー撮影は目を惹かれるものの、インタビュー形式の実践など、作為が入り込む途端に映画としての魅力が損なわれている気がしてならない。
お手上げ状態。
主人公のひとり、男性俳優の人の横顔が四千頭身の石橋に見えるときがあった。
Sohey

Soheyの感想・評価

3.3

70年代の学生運動家、職を転々とするウェイトレス、俳優たち。同じシチュエーションが異なる俳優で再現される。

フィルメックスで観た『時の解剖学』(これもタイ映画だ!)のような時制の行き来に加え、現実…

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途中までは光るキノコを食べた劇中の映画監督のトリップの中を延々と見せられているかのように感じました。

俳優の顔の属性によってここまで映画の世界観は変化するのだなと変なところで感心してしまいました。…

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okawara

okawaraの感想・評価

4.0

被写体へ接近するセルフィーカメラに、思わずぞっとした。
無論それは撮るないしは見る主体の気味の悪さに他ならないが、それらが記録する不気味なイメージは、劇中何度か言及される菌のように果てしなく膨張して…

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yuuuk

yuuukの感想・評価

3.7

「演じる」とはどういうことかみたいなことと、現実/虚構の間を問う映画だと思った。

監督がある活動家に密着して映画を撮ろうとしている話があり、途中からその監督の撮った映画(映画内映画)に切り替わる。…

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ドキュメンタリーの被写体が監督に「そういえばなんでわたしを撮ろうと思ったの?」という問いが出てくるタイミングの遅さと、「わからない」という返答にツッコミの嵐 
ひの

ひのの感想・評価

3.2

理解しきれなかった

けど画がとにかく綺麗で見れたのと、

タイトルから勝手に想像するに
By the time it gets dark

過去には学生運動で権力に立ち向かうような人々もいたり、美…

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EnzoUkai

EnzoUkaiの感想・評価

4.2

タイと言えばアビチャッポン。
その程度の認識しかない自分を恥じた。
そりゃ世界各国に天才は存在するってのは分かるし、それは先進国やら発展途上国やらで差が出てくるもんじゃないし、市場の大きさもあまり関…

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