【屋根も法もないのさ】
先日から始まったMUBIライブラリの中で注目の激レア作品に『冬の旅』があります。日本では新宿のTSUTAYAにVHSが置いてある程度で、傑作と名高いものの中々観る機会がない作…
冬の朝、若い女の凍死体が見つかった
死ぬ前に出会った人たちの証言で綴られるモナの最期の2週間
モナはちょっとした手伝いで日銭を稼ぎながらテントで寝たり知り合った男と空き家に泊まったりしつつヒッチハ…
旅人、放浪者、ヒッピー、ホームレスの定義はわからないけど、そこに自由はある。それが追い求めた自由かどうかは別として。お風呂に入らず悪臭漂う彼女は社会生活を放棄したホームレスが一番近いように思える。居…
>>続きを読むとにかくおしゃれな服、アイテムたちが素晴らしかった(そういう映画じゃないんだけど)。序盤で出てくる赤い服着てでっかいパン持ってる女の子🍞(あれはもしかして一般人?)牧場経営してる人たちのその場で作っ…
>>続きを読む孤独と自由の荷物を背負った道のり。あらかじめの、しかるべき野垂れ死に。明らかな結果のため緊張感のない過程の追想。厳寒や空腹感はあまり描かず、若い女ひとり、戯れのようなささやかな他者交流。レザーバング…
>>続きを読むトー横なき時代のトー横女子映画。
冬の南フランス。片田舎の農村の畑の側溝でひとりのホームレス女性の凍死体が発見されるが、警察のテキトーな現場検証の結果、その死は単なる事故だとして処理されてしまう。…
アニエス・ヴァルダ作品鑑賞10本目。
観たかったのが季節外れでようやくU-NEXTにやって来た。
ヴァルダが50代半ばでの作品だが、制作のキッカケは憲兵から聞いた"リンゴの樹の下で凍死した放浪者の…
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