笑う男に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『笑う男』に投稿された感想・評価

パウル・レニ監督作品。
17世紀イギリス。ジェームズ二世によりクランチャーリー卿は処刑され、また息子のグウィンプレンは口を引き裂かれ、いつも笑っているような顔になった。盲目の捨て子デアと共に香具師の…

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 年を取って病気になり、仕事ができなくなれば死んでいくのもしかたなかった。生きることに期待がもてない。
──ジム・トンプスン『天国の南』小林宏明訳、文遊社、2017年、62頁。
eee

eeeの感想・評価

5.0

忘れられない。
出会えてよかったと心底思った。
たまたまシネマヴェーラの上映中で、
ホームページに掲載されていたスチール写真に一目で心つかまれて、
観る機会を得れた。
こんなにも豊かな、
感情のグラ…

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正直、《笑う》男として生きる苦しみがそこまで伝わらなかった。

ただ容姿に難のある男の物語という感じ。

《笑う》がそこまで活かされてない。
スープに指を浸して赤子の口に含ませてやる、そのやさしさ。

デアのためにいつわりの舞台を演じてやるやさしさ

無声映画の犬は生き生き

ユゴー原作の大作。サイレントといっても、セリフがない以外は普通の映画と変わらなくて、素晴らしい出来。

時代劇なのに、衣装、セット、メイクどすごく細かく、よくできている。この時代なのに、映像が後年の…

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面白かった!
思わず、「どうなるの?」と身を乗り出す話の展開。
ラストの胸すく展開に、思わず心の中で拍手喝采!

オモという、タレント犬の活躍っぷりも素敵だった!

ジョーカーの原型となったというの…

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サム・フリークス案件の極北。これは虐げられる者たちの敗北ではなくささやかな勝利である。
見事と言う他ない伴奏音楽と物語の調和、コンラート・ファイトの上下で分断された表情が持つ吸引力、そんな彼の高らか…

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Gierck

Gierckの感想・評価

4.7

28年パウル・レニ監督。
デジタル復元されたと思われる映像で観ることが出来たが、想定以上の復元技術の高さには驚かされた。
子供のときのグウィンプレーンが赤ん坊のデアを抱きながら歩くロングショット、水…

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[ジョーカーの原点とも言われるらしい] 80点

17世紀イギリス、ジェームズ二世によって貴族だった父親を殺され、父の罪として"笑顔"を残された幼い息子グウィンプレイン。いや、ジョーカーやん、という…

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