【細部まで計算され尽くした精緻な不条理劇】
わたしは父を失って、母と2人で暮らしている、この家に。
わたしは記憶を失って、助けてくれた女の子と2人で暮らしている、この家に。
同じ家を舞台に描かれる…
『わたしたちの家』
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了作品(長い)とのことで、所謂商業映画ではないのですが、ぴあフィルムフェスティバルでグランプリをとり、なんと世界三大映画祭の一つベル…
不穏すぎる。『わからな怖い』と命名します。
とにかく観ていてはじめから終わりまで、ずっと心の中がざわざわした。ホラーとかスプラッタではないのに『静かすぎる怖さ』。その先にあるものがわからないという恐…
清原惟監督作「わたしたちの家」
2つの世界・物語が1つの"家"を舞台に展開するが、それは弱くつながりながらも決して交差することなく進んでいく。映画という媒体の虚構性を最大限に活かしたからこそできた…
2018/1/13
配給 HEADZ
この家には、わたしたち、が住んでいる
終始不穏。
正直に内容は今ひとつ掴みきれなかったけど、作品の佇まいと空気感が素晴らしい。
そういや、誰もいないのに…
台詞なのかそれを言ってる俳優の演技なのかそのあたりはあまりハマらなかったんだけど、ちょっと時間経ってから思い出しそうだなという映像はいろいろあった
大地にコンセント刺すクリスマスツリーのとこ好き
…
少女時代の終わりとリヴェット的サスペンス。一つの家で展開する二つの物語。同時に鳴るサイレン、海から運ばれたプレゼントと交換される花束。草原で光るツリー。何度観ても不明で片付かない所が面白く相変わらず…
>>続きを読む©東京藝術大学大学院映像研究科