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「春なれや」に投稿された感想・評価

ゆき

ゆきの感想・評価

3.6
“また”

学生時代に植えたソメイヨシノは60年後も咲き続けているのか、その真相を求めて老人ホームから抜け出した女性と偶然巻き込まれた青年のひと時を描く。

なんとなく過ごす、これって贅沢なのかもしれない。
信じたものが希望に添えない結末を迎えたと知るよりも希望の中で生きたほうがいいのかな。
次の世代への伝統する大切さがぐっとくる。
チャーミングすぎる吉行和子さんと咲き誇る桜に見惚れる一作。
1本の桜を通して、老人と青年の交流ドラマ。2人の微妙な心の動きを、少ないセリフで繊細に描いた秀悦な作品。日常にありえる設定なのにすごくオリジナリティを感じるのは、脚本と演出の力と思う。
絵と音楽がまた見る者の感覚を包んでくれて、なんとも心地よい。いつまでもその世界に浸っていたい。
外山文治監督の短〜中編作品3作が一本のパッケージになってまして、そのうちの一本。

介護施設を抜け出した女性。60年前、恋人と一緒に校庭に植えた桜を、今再び見に行く。偶然出会った青年にお供してもらいながら。
年老いた女性に吉行和子。青年に村上虹郎。

桜が綺麗ですな。この作品が1番尺が短くて、なのでお話もささやか。
虹郎は、良くも悪くも虹郎。助走なしで自然な佇まいを作れるのだけど、こっちとしては直ぐに記憶の中の虹郎と重ねてしまう。吉行和子は、悪い意味で吉行和子。物凄く類型的な役柄に見えました。結果物語全体が“どっかで見たような話”に思えてしまう。この話こそ、無名な役者でやるべきだったのでは?撮影は見応えありました。
あと、全体的なトーンが鉄拳のパラパラ漫画感有りますね。
minnozzi

minnozziの感想・評価

2.8
「施設にいると、毎日一人また一人っていなくなるでしょ。永遠なんてないこと、突きつけられるの」
老人ホームを描いた部分が、高齢の両親を持つ身にはちょっとキツイかったかな。
ユーロスペースにて鑑賞。
「此の岸のこと」「わさび」と同時上映。

映像美には本当に参る。
桜をここまで美しく撮っている映画は初めてかもしれない。
(桜の花は空の青と彩度も明度も近いので綺麗に撮ることが非常に難しい。)

吉行和子の演技はもちろん上手いのだが、聞き分けの悪い老人という役柄はなかなか曲者だと感じた。
吉行和子は明らかに性格の良い役柄が多いため、違和感がそう簡単には消えない。

村上虹郎は個人的に注目している俳優だが、本作は期待外れ。こういう〈演じてない演技〉をするには早すぎる。
若者がすぐ口にする〈自然体〉〈ありのまま〉は一度捨てて、まずは愚直に〈演じる〉勉強をしてほしいものだ。

written by K.
咲いてたら、咲いてたって言います

咲いてなかったら?

咲いてなかったら、咲いてたって言います


虹郎君の言葉が本当に優しくて…
撮影は熊本県の桜🌸のようです。

60年前に学校で植えた痩せた小さな桜は、まだあるのだろうか?・・そんな想いの小品🎬です。


老人ホームを抜け出した痴呆の老女が、今は廃校になってしまった学校で、再び桜と出会う映画です・・あの小さな痩せた桜の木が、60年後には巨木となり、桜の花を沢山咲かせていた。


沢山の桜並木などが出てきますが、春は桜の映画ではありますが、感動とは少し違うものでした。
短編作品。
60年前に学校に植えたソメイヨシノを一緒に見る約束を果たすため、60年の寿命とされるソメイヨシノがまだ咲いているか見に行くストーリー。
桜の花びらの絨毯や田舎道、美しい空等の景色が印象的でした。
sci

sciの感想・評価

-
樹齢60年の桜と老女の歴史を重ね合わせた作品。吉行和子さんの俳優としての姿を若い俳優さんやスタッフに見てもらいたい(学ばせたい)ということで作ったという贅沢。吉行さんのセリフの間がすばらしい。

ただ、あんなにきれいな桜の枝が地面に落ちているかというとうーん、となった。
P

Pの感想・評価

3.2
短編集二作目

ストーリーってより
雰囲気を楽しむ感じに思えた((o・ω・o))

村上虹郎君の声って
なんて魅力的なんやろ♡