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「春なれや」に投稿された感想・評価

寿司

寿司の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

吉行和子の少女性と
淡く咲き溢れる桜の木々
まるで本の挿し絵のような
美しい映像。
ぶっきらぼうだけれど
優しい青年(村上虹郎)との
自転車2人乗りのシーンは
本当に素敵です。

自分の残された時間が
そう長くないと悟るとき
思い出す約束が
わたしにはあるかなー。
主人公が羨ましいなーと思った。
桜ってどうしてこんなに人を魅了するのだろう、、、

吉行和子と村上虹郎の2人の組み合わせがなんかすげー良かった。
パケほ

パケほの感想・評価

3.2
60年後に証人に。
抜け出してきて、答えないだけで認知症に。子供に対してもそうだが、決めつけかねない。

閉鎖的な空間という意味で、立場は違えど同じような境遇。
短編ではあるものの、少し進んだ感覚は印象良いかな。

現実の施設はもっと悲惨であると聞くからこそ、少し苦しくなるところも。消えるのをただ待つのみ。宣告を受けているような感覚に陥ってまいそう。

自然な音、桜並木、の感じがとても綺麗。散る前かな。

あなたも私も暇はないよ。
セリフ、声に出さない返事、環境音の使い方はさすが外山監督

「此の岸のこと」「わさび」に比べると……

キャストのプロフェッショナル度の高さというか想定内の安定感が、丁寧なカメラワークと相まって仕立てがよすぎて逆に物足りなく

けっこう甘口でもあったし

老いアイコンの吉行和子がきれいすぎたのも大きい……84歳と知ってびっくり

老けメイクして腰を丸めたほうがいいレベル

そして正しい篠原篤、Cocco

監督、マフラーフェチ?

外山文治 3/7
村上虹郎 10/23
篠原篤 4/12
素敵、以外の感想が出てこない。
吉行さんの行間のある芝居、村上虹郎の受け、少ないセリフ、綺麗な桜。
なんのこっちゃない話といえばそうなんだけど、短い尺の中にも映画的な魅力がいっぱい詰まってた
shu

shuの感想・評価

3.5
とても静かで、穏やかで、優しい春の温もりを感じる作品。

老人ホームの閉塞感と、死を待つ日々、という運命の残酷さ。
年老いて、ただでさえ生きるモチベーションを保てないところにこの環境は実際のところ相当厳しいものがあるのだと思う、認知症等の症状もさほど出ておらず、「正常」な当事者にとっては。

「運命も春には敵わず」
という言葉に象徴されるように、60年で咲かなくなるという桜の運命への抵抗という静かな戦いを通して、明日を生きる細やかな希望を見出す。

可愛いお婆ちゃんを演じさせたら吉行和子の右に出るものはいないかもしれない。
村上虹郎の掴み所のない若者も、良い味出してる。
『短編3部作オムニバス』

橋を自転車で渡る引きの画が素敵でした👍🏻

そしてCoccoが染み渡る♪
ゆき

ゆきの感想・評価

3.6
“また”

学生時代に植えたソメイヨシノは60年後も咲き続けているのか、その真相を求めて老人ホームから抜け出した女性と偶然巻き込まれた青年のひと時を描く。

なんとなく過ごす、これって贅沢なのかもしれない。
信じたものが希望に添えない結末を迎えたと知るよりも希望の中で生きたほうがいいのかな。
次の世代への伝統する大切さがぐっとくる。
チャーミングすぎる吉行和子さんと咲き誇る桜に見惚れる一作。
1本の桜を通して、老人と青年の交流ドラマ。2人の微妙な心の動きを、少ないセリフで繊細に描いた秀悦な作品。日常にありえる設定なのにすごくオリジナリティを感じるのは、脚本と演出の力と思う。
絵と音楽がまた見る者の感覚を包んでくれて、なんとも心地よい。いつまでもその世界に浸っていたい。
外山文治監督の短〜中編作品3作が一本のパッケージになってまして、そのうちの一本。

介護施設を抜け出した女性。60年前、恋人と一緒に校庭に植えた桜を、今再び見に行く。偶然出会った青年にお供してもらいながら。
年老いた女性に吉行和子。青年に村上虹郎。

桜が綺麗ですな。この作品が1番尺が短くて、なのでお話もささやか。
虹郎は、良くも悪くも虹郎。助走なしで自然な佇まいを作れるのだけど、こっちとしては直ぐに記憶の中の虹郎と重ねてしまう。吉行和子は、悪い意味で吉行和子。物凄く類型的な役柄に見えました。結果物語全体が“どっかで見たような話”に思えてしまう。この話こそ、無名な役者でやるべきだったのでは?撮影は見応えありました。
あと、全体的なトーンが鉄拳のパラパラ漫画感有りますね。

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