「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」が素晴らしい映画だっただけに、このマルコ・ベロッキオ監督作品への期待も高まったが、その期待に違わぬ出来栄えだった。この映画には大掛かりな仕掛けや派手なアクション…
>>続きを読む少し長めの映画ではあるが、時系列が前後し、断片的に描かれるので、冗長さは感じなかったし無駄と思えるシーンもなかった。
全体的には暗めの話ではあるが、悲惨なサラエボ紛争のパートに笑える部分を入れたり、…
このレビューはネタバレを含みます
号外/
『女医エリーザとの運命的出会いを通じて、傷ついた少年時代に向き合っていくー』
などとあらすじで書いていたから
どんなセラピーによって主人公の心が融解していくのだろう・・
と期待を込め…
殺された母(たぶん)の近くにゲームに夢中になって外界を遮断している息子(たぶん)を配置して写真を撮る戦場カメラマンを撮るマッシモを撮るカメラ!感動の投稿に対する返答を書いたマッシモの明らかに感動させ…
>>続きを読むイタリア男のマザコン精神が理解できる映画。幼少期に母親を亡くした少年が、中年になるまで、ずっーーと鬱屈しているって話。特に明るくなるでもなく、ずーと暗い。恐らくイタリア人的には涙の止まらない映画なの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あんなに愛してる子供と病死によって近いうちに引き離されるくらいなら、自分から死を選んじゃうお母さんの決断は、勇気と呼んでいいのかわからへん。
それによって大きな絶望を抱いた子供は幸福に対して怯えてし…
(c) Simone Martinetto