○圧巻とは。母親離れというか母親不在に対する理解を象徴するような、ラスト近くの恋人とのダンスシーン!
○橋の上での回想から現実への移行場面、一躍有名人になった自分を冷静に見る視点など、数え切れないほ…
ずーっと眺めるような目で生きててじぶんのことでさえ周囲の方が感度が高いのリアルだ。
わたしは「病み終える」という概念がすごく好き(っていうと語弊があるけど)で、半端なポジティビティやプレッシャーに…
イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによる自伝小説が原作。
最愛の母の突然の死によって心に傷を負った9歳のマッシモは、その時からずっと空虚に囚われたまま成人していった。
1960年…
【第69回カンヌ映画祭 監督週間出品】
『シチリアーノ 裏切りの美学』などの名匠マルコ・ベロッキオ監督作品。マッシモ・グラメッリーニによる自伝的小説を原作とする人間ドラマ。カンヌ映画祭監督週間でプレ…
マルコ・ベロッキオ監督初鑑賞。
ジャケのせいか、恋愛映画のイメージが先行し過ぎてなかなか鑑賞に至らなかった今作。
イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによるベストセラー自伝小説の映画…
この映画の見どころは2つ。
1つは、9歳のマッシモ少年がちょいちょい目にする当時のイタリアのテレビ映像。メロドラマに、水泳の飛び込みに、昔の「光子の窓」のような、女が笑顔で激しく踊りまくるだけの番…
(c) Simone Martinetto