福島県出身の廣木隆一監督が自らの処女小説を映画化した作品で、福島県いわき市の20代の女性市役所職員が主人公。震災で母親を失い、田んぼが汚染されて農業ができなくなった父親は補償金でパチンコ浸りの日々。…
>>続きを読むかなり仕上がりにムラがある廣木隆一監督。本作は、かなりよいかと。
東日本大震災から5年。懸命に生きるも、壊れた心が戻らない人々の物語。
補償金で仮設に暮らしパチンコと酒だけの親父。土日は夜行バス…
震災後、故郷の東北からデリヘル嬢として上京する貧困層の女が主役のエロ映画。直接的なエロ描写はそこまで多くなく、高良健吾演じる律儀なヒモ男に主人公が救われるという敢えて絶望的な終わり方をしなかったのが…
>>続きを読む【タイトルで全部言ってしまう部門の銀賞受賞作品(金賞は『幸福の黄色いハンカチ』)】
今、2024年7月。コロナの5類引下げが2023年5月。たかが1〜2年前なのにコロナが流行していた頃の生活やら大…
東日本大震災から6年後に公開された作品で、今も残る震災の爪跡、光を失った人達の今を捉えている。
放射能汚染により農業が出来なくなり、補償金は出るものの新しい仕事を始める意欲をなくしてしまった人達の姿…
このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリーのような印象。
東日本大震災はまだ終わってない。
当時、毎日ニュースで見ていた被災地の状況を改めて、身近に感じた気がした。
彼女は居場所が見つけられなかったのかもしれない。変わり果て…
東京に出稼ぎでデリヘルで働く女性。
福島の震災による心的な傷。
福島の震災でいかに大変かを映像でありありと映すんじゃなく、
1人の女性にフォーカスして、その周りと心情を描くことで、すっと入ってく…
東日本大震災のその後、震災を経験した福島に住む人々の生活や心情に迫った作品。
震災から十年超経ってもなお、仮設住宅は改めて残存しているんだと、そして、家族・恋人・友人などの大切な人を失った傷は癒えず…
このレビューはネタバレを含みます
間違ってる人生なんて存在しない、けど主人公にはあなたの人生は間違いじゃないよ、って言ってあげる人が必要なんだと思った
多くは語らないし状況も言葉では出てこない、でも表情から伝わってくる。言葉にしない…
(C) 2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会