誰もが顔見知りの地方を更に凝縮した仮設住宅で父親と暮らす公務員のみゆき。
母親は震災で亡くなり、喪失感から抜け出せない父親はギャンブルに溺れていた。
週末になると高速バスで東京へ向かい、渋谷でデリ…
東日本大震災から10年が経った。この1週間、テレビでは沢山の震災関係の番組が放送されていた。ドラマには津波の被害の大きさを描いたものが多く、原発を描いたものは少ない。原発について赤裸々に語ったのは、…
>>続きを読むフィルマの評価がそんなに高くないことで視聴を戸惑っていたけど、何度と無く目にしてきた印象的なジャケットに謂わば義務感の様に視聴を決意。
だけど本当に観てよかった。本当に良かった。
私は結構自分でも評…
福島絡み、押し付けがましい表現はなく、見て感じさせるタイプでフィクションでありながら、リアルに感じさせる。
何気に映る風景すらが事物を物語り、色んな人が色んな事を思って生きているのだなと思わせた。…
エグい映画。素晴らしい映画。
震災後にポッカリと開いた穴たちのお話…というよりかは風景。
変に有機的じゃないところがええね。個々の人物の葛藤とか行動が全体をまとめる力に奉仕して大団円、みたいな感…
現実からの逃避なのか、生活苦からなのか。あるいは性格も生活設定もすべて本来の自分とは別の人格を演じたいのか。たしかにすべての人たちが別人になりたいという欲求は持っていると思う。私自身、旅に出ると日本…
>>続きを読む《ひきこもり映画祭 150作目》
フクシマとデリヘル。震災から5年後の2016年が舞台。この年、ぼくも東北で働いたんですよね。東京ではもう、たまにNHKで『花は咲く』を聞くくらいだったのに、東北の沿…
こういう、ひとつの(この作品に関しては複数の)人生を学べる映画が特に好き。
自分は昼職とデリヘルで生活費を工面しているのに、いっしょに住んでいる父親が補助金をパチンコですってたら、私だったら発狂す…
(C) 2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会