「好きすぎてしんどい」的な…「嫌いじゃないけど生理的に無理」的な…単純に割り切れない若者の微妙な感情や欲求と、「なんでもできてしまう力」との齟齬
自身の望んだ結果が現出した筈なのに、何故か心の安寧は…
北欧の寒々しさ満点の本作は、超能力を持った少女というオカルトホラー的な主人公を中心に据えながらも、彼女の内面を光の点滅といったような外的ショック、あるいは医学的科学的遺伝子学的に解剖しようと試みつつ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ノルウェーの田舎町で、信仰心が強く抑圧的な両親の下で育ったテルマには、なぜか幼い頃の記憶がなかった。
そんな彼女がオスロの大学に通うため一人暮らしを始め、同級生の女性アンニャと初めての恋に落ちる。
…
敬虔なキリスト教信者の家族の元に生まれたレズビアンの葛藤と両親との対立を「魔女」というレッテルの歴史と絡めて簡潔かつ的確なメタファーで描く。父が、母が、テルマが、アンニャがどういう顛末を辿るのか、よ…
>>続きを読む北欧の奇才、ヨアキム・トリアー監督が放つ独特のホラー・ミステリー。
幼い頃の記憶がほとんどない女性、テルマ。度々原因不明の発作を起こし病院に行っても精神障害と言われるだけ。
そんな彼女にも恋人の…
静かな映画だった。幼い娘に銃口を向ける父親のシーンから始まってギョッとするんだけどその謎が後半で解ける。
赤ちゃんの弟の部分はホント見てられない。
ただの過干渉だと思ってたお母さんの束縛も理由が分か…
ポスターが印象的だった、それだけが決めてで見たと言ってもいいほど。
最初主人公テルマの症状がなぜ起こるのか気になってたけど、これ記憶が曖昧なんやけど仰天ニュースかアンビリーバボーで似た症状の見たこ…
監督はラース・フォン・トリアー監督の遠縁の方なんですね
静謐さと気持ち悪さが混在するあたり、北欧ホラーらしい
バレエの鑑賞シーンが良かった 舞台上の主人公と同じように激情に呑まれていくところが
冒…
©PaalAudestad/Motlys