悲しみ、喜び、怒りなどなどの中にあった悔しさの存在感がまた悔しくてずっと泣いた。社会的な問題に向き合う団体の中の一人を主人公にし、それを我々個人的な悲劇だと理解させるのがとても良かった。エンドロール…
>>続きを読むVie ......写真のように切り取られる心拍の一回の瞬間が美しく、ラストのまさしく映画的な瞬時の暗転が苦しい、生きることがどれだけ政治的で政治的なことがどれだけ生きることで、生きること死ぬことが…
>>続きを読むフランスにいたとき、大々的にロードショーされていたのがとても気になっていて、少し難しそうなテーマだとは思っていましたが観に行きました。
アクトアップパリが実在する団体だということを観終わってから知…
このレビューはネタバレを含みます
1990年代初頭のパリ。HIVエイズに関わる活動団体ACT UPパリの活動とそのメンバー達の生きるために戦う姿勢を描いた映画。
やや過激とも思えるACT UPパリの活動。表面的に見たら、彼らの活動…
第70回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品『BPM ビート・パー・ミニット』
1990年代初めのパリ、ACT UPメンバーだったペドロ・アルモドバル監督の経験を交えての実話の映画化。
間違った知…
このレビューはネタバレを含みます
気持ちはわかるが、ルールの改定を求める側が相手側のルールを無視していては永遠に平行線じゃないかなどと最初は思っていたのだけれども、自分と彼らとでは人生の体感速度が全く違うのだという当たり前のことがわ…
>>続きを読むアメブロを更新しました。 『「BPM ビート・パー・ミニット」エイズへの偏見で苦しんだ人々は、今は幸せになってくれたかしら。』 https://twitter.com/yukigame/status…
>>続きを読む冒頭から細部のリアリティにグッとつかまれる。折を見て挿入されるクラブシーンがかなりよい。スマートかつアクティブに社会へ訴え出る活動団体「ACT UP-Paris」の、燃焼する人生と影。死があるからこ…
>>続きを読む© Céline Nieszawer