好きにならずにいられないじゃないか。ずっと大事にしていきたい作品だわ。
カメラの構図、荒涼とした風景、色彩、懐かしい質感、そしてCalling youの心地よさ。
砂漠がわたしを離してくれない。
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この作品を振り返るたびに、映画にとってのディスクール(discours:表現されたものの総体)とは何かということを思わずにいられない。
それは、映画的と言えばこんなにも映画的な作品は、それほど多く…
圧倒的癒し映画。
砂漠の中にあるモーテルと併設してるカフェの住人とその周りの人々の生活を映しているだけ、本当にそれだけなのに登場人物たちが作り出すなんとも言えない心地よい空気感に飲み込まれて行く感じ…
高校生くらいで一回観て、すごく良いと思ったのにほぼ全部忘れてたから映画館で再鑑賞…
昔の私にとってはアメリカの片田舎なんてギンザザくらい遠くて違う世界で、それは多分ヤスミンにとっても同じだったろう…