深作欣二監督が『仁義なき戦い』より3年前の1970年に公開した社会派の任侠映画。
実録シリーズではなさそうだが、当時の日本の世相をよく反映させていると思われる。
つまり任侠よりも高度経済成長の渦中…
『仁義なき戦い』を73年に公開した深作欣二が3年前に完成させた作品。定義にして実録路線からは除かれているが、その足場は十分に固まっており、既にスタイルの確立を感じさせる。梅宮辰夫、菅原文太、待田京介…
>>続きを読む深作欣二作品で126人しかレビュー書いてないってことある?????
映画久しぶりに観れたから自分の中の採点基準がガバガバになっている自覚はある。仁義なき戦いほどの画の格好良さや脚本の良さはないけれど…
時代背景が大いに関係していると思うが、『解散式』や『博徒解散式』をよりドラマチックにグレードアップしたような映画。 計算高い大門をスラム育ちの2人が復讐する様は見ていて痛快。実録やくざ映画の片鱗があ…
>>続きを読む三池崇史の『悪の教典』の時に同じようなことを思った。深作欣二は大好きな監督だけど、脚本はイマイチだ。登場人物が今何をしていて、何をしてきて、何をしようとしてるか、全部セリフで説明してしまう。効果的…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白い。スラム街で生まれ育ち菅原文太はヤクザ、梅宮辰夫はボクサーになる。(キッズリターンはここから着想得てるのかも) 時を経て、故郷に戻ってきた二人。
しかし菅原文太は生まれ育ったスラ…
きったないスラム街でもそもそと殴り合う人々を荒々しく切り取る手持ちカメラに興奮する。
画面を赤く染める照明も。
深作欣二はふとした時に真上からのカットを挿入するのが滅茶苦茶巧いと思う。菅原文太が乗り…
深作欣二監督。
梅宮辰夫、菅原文太主演
昭和40年、港に再開発の話がわき出て、そこに立つ倉庫の利権を浜の組と東京の組が争う。
深作欣二の作品としては、「仁義」以前の作品で、若い梅宮や菅原を主役…