囚われた国家の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

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「囚われた国家」に投稿された感想・評価

ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.0
エイリアン服従政権とレジスタンスたちの戦いを描いたSFサスペンス。

舞台はエイリアンに支配された2027年のアメリカのシカゴ。
両親がエイリアンによって殺された兄弟が、レジスタンスとして、スタジアムで開催される統治者の集会でテロを計画するが......

個性的なデザインのエイリアンも少しだけ登場するが、ストーリーのメインはレジスタンスと服従政権のバトル。
こういうエイリアン作品も楽しいです!
TaiRa

TaiRaの感想・評価

-
60年代のフランス映画みたい。レジスタンス映画一筋なルパート・ワイアット。

『猿の惑星:創世記』の監督だとちゃんと思える。裏表というか同じというか。抑圧され管理された者たちの蜂起。反抗の発火点。エンディングもセルフオマージュ。「反逆者/英雄」の弟は事態に振り回される。最も弱い存在であり、「死者」となった兄に守られる。特捜司令官は体制側の人間であり、兄弟の監視者。登場人物は誰も真意を口にしない。テロリスト同士互いの素性を知らない。記録上死んだ事になっている存在しない闘士たち。仲間にだけ分かるサインで意思疎通する。決起の印が連鎖して行く箇所が上手い。抑圧された人々の抑制された演出が渋い。メルヴィル的と思える所以。カメラワークが荒々しいのは『アルジェの戦い』オマージュ。ワイアットは普通に撮ろうと思えば撮れる人。SF版『アルジェの戦い』がやりたかったのだな。破壊工作へ向かうまでの音楽の入れ方、テンションの上げ方が最高。『猿の惑星』から一貫した格好良さに対するこだわり。存在しない闘士の武器は目に見えない。目に見えず、表面上は何もないが、それは確かにあり、絶大な力を持っている。このディティールも素晴らしい。最も意志を見せなかった男=最も強い意志を持った男の真意を、最も弱い者が目撃し「マッチに火をつける」までの物語。

このレビューはネタバレを含みます

緊急事態宣言が出された直前の
4/3に公開されたので、もう観られないかなと諦めてたら、まだ上映していたので、6月第一週の週末に鑑賞。
現在もイオンシネマ系列で上映中です。

本作は自分の好みの内容の作品でした。
自分が好きだなぁと思う作品は、
ストーリーやキャスティングも重要なんですけど、サントラ(劇伴)の好みも大きく影響します。
本作は、サントラが特に好み。
不安を煽るような音源が耳と心臓に響いてくる。映像に凄く合っていて気持ちが高ぶるなぁと感じていたらすっと音源をフェイドアウトされる。
音源の強弱と映像に合わせた使い方が個人的にツボでした。
本作の音楽担当は“ロブ・シモンセン”
本作で初めて知る方でしたが
最近だと、マッケナン・グレースちゃんとキャップの「gifted ギフテッド」、
ティミーの「マイ・ビューティフル・デイズ」等、かなり沢山の映画のスコアを書いている方でした。。

ストーリーはというとこれまた好み。
侵略者vsレジスタンスという構図は
それほど目新しいものではないと思いますが、キャスティングの良さ、脚本の良さもあって後半からラストにかけての展開や自己犠牲の精神を全面にしているところが個人的に好みでした。
まぁ色々とツッコミどころがあるのも確かでしたが。。
そのキャスティングですが、
ジョン・グッドマンの安定の体型いや演技に、ヴェラ・ファーミガ姐さんのちょっぴり妖艶なお姿。
ジョン・グッドマンとファーミガ姐さんの意外と思わせる組み合わせが、後半に活きてきてグッとくるんです。
そして「ムーンライト」のシャロンの青年期を演じたアシュトン・サンダース君。
彼の反抗的な瞳がレジスタンス物にぴったりでした。そして本作の彼の名前は
「ガブリエル」
もし本作をご欄になる機会がありましたら、彼の名前を覚えておいてくださいね。。😭

ここからは作品の内容に触れてます🙇‍♂️

本作はSFサスペンスにカテゴライズされていますが、9:1か8:2の割合でSFではありませんでした。
予告やポスターに写っている、鑑賞意欲をめっちそそってきた“ガンタンク”ばりの岩ロボットみたいのは1シーンしか出てきません。
それもピクリともしません。。
ガンタンクばりのロボットが暴れる姿を見たかったんですけどねー、、
侵略者の宇宙船が捕虜を乗せ飛び立つところは2シーンありますが、どちらも同じ映像を使っていてちょっと興醒めしちゃいました。
製作費削減には役立ったんでしょうけど。
ただ、SF部分が少なかったおかげで
ストーリーに集中できたし、後半から誰が味方なのかがわかってからのあのラストにはかなりグッときました。
ky31

ky31の感想・評価

-
着地点何処なんだって感じでみてたけど、無事?弟が決意して終わった
特捜班のマリガンと娼館の女性との関係は終盤まで勘違いしていた、もう守れないと言っていたのはそういうことだったのね

統治者関連のシーンが基本的暗い場面が多かったのでもうちょっとハッキリと見たかった
tera

teraの感想・評価

-
スクリーン5
F列観賞 中央席 ○

手前が通路なので足伸ばせる。
画面との距離も良い。
少し浅く座ると
手すりのポールが画面下に
若干被る。

E席も良さそう。

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス9割
ウニ星人を倒せ!
テロリズム
キャストの妙
どんでん返し
地元の友達映画
大事にしよーね、同級生
Jホラー的な宇宙人描写や人間が粉になるのは最高
冒頭と子供が乗ってたのか!ってところはグッとくる
途中で特撮着ぐるみみたいになるのはいいかも
堊

堊の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オールタイムベスト級に好き。完全に『創世記』セルフオマージュでありながら『新世紀』を自分で撮り直してるかのよう。富沢ひとし感満載のエイリアンと浜辺のガンダム、記憶と記録、ラストで固定されていく画面。エンディングでブチ上がりすぎて絶叫しそうだった…。絶対にダサいセリフは言わないし、設定と状況説明が行われていくということ自体が「事件」として提示されていく。ゴミの山を上がって空中階段を伝って部屋に入るのと、神格化されてる兄が一画面で示される冒頭のカットでルパート・ワイアットを感じた。なにも語らないし、メッセージは示されないが、壁から伸びたケーブルがすべて監視されていることに対する演出であったことに二重にゾクゾクする。それでいて「見えないことは存在しないことではない」ことが革命の潜勢力として肯定されていくって『ミスターガラス』を思い出したけれど(敵のための地下空間が称揚されるのも同じ)、語りの優先の仕方がこちらのほうがずっとずっと最高。久々に映画館で呆然と手足がシビれるほど感動した。伝書鳩、謎の広告、ラジオDJ包囲網もあまりにも映画的で素晴らしい。ルパート・ワイアット、ずっと支配からの開放の映画しか撮ってない。『創世記』から続けてみて欲しい。こんなストイックに変な(だけど職人的な)映画あんまない。
もっとシンプルな描き方だったなら、あのラストに心底震えたかも。

このレビューはネタバレを含みます

アナログなリレーが行われるところは、すごくリアルな感じがした。
沖のアレは一体何だったのか責めて動いて欲しかった。

統治者は地球のエネルギー搾取の目的できてるなら、地下で遭遇した人間を襲う必要あるのかな。

ガブリエルがしていた仕事って何なんだろう。

結局、彼女がナンバー1って事で殺されたけど本当は彼だったって事?

あの透明の物体は面白かった。

変わった映画だったな
AK39

AK39の感想・評価

2.5
日本では4月に公開されていた作品だが、コロナの影響の為見る機会を失い、自粛明けの今月まで公開継続されていたのでギリギリ鑑賞。

タイトルからして期待はしていたが、前提知識が無かったのでSF(エイリアン)ものとは知らなかった...

ストーリー自体はアメリカシカゴを舞台に、エイリアンに支配された世界で、それに従う政府軍とそれにあがらう少数派のレジスタンス軍という良くある設定で、ある立場の人が実はそっち側の人間でというような、この手の話には定番のストーリー展開があり全体を通して目新しさも特に感じない。

主人公と生き別れたレジスタンス軍の兄との兄弟愛的な描写もあり、SF作品ながら全体的に人間同士の話に重きを置かれているようにも見えるが、そこも中途半端であまり感情移入が出来なかった。

そもそもエイリアンについての情報がほぼ無い(あえて描写してないらしい)ところも話の全体像が掴みにくい要因の1つかと思う。

上映時間は2時間ないくらいだけどやたらと長く感じたな...

そこそこ人は入っていたし、CG等を駆使したSFらしい部分もそんなにはない社会派ストーリーだが、やはり苦手なジャンルだな😓