囚われた国家の作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「囚われた国家」に投稿された感想・評価

MayumiM

MayumiMの感想・評価

2.9
敵はエイリアン……じゃなくて、エイリアンに取り入った政府だった、というある意味でリアリティに富んだ一作。
ただ、レジスタンスの活動に迫真性が欠けていたり、弟君のポジションが不明瞭な点がビミョーにどうしたものか感満々。イヤ確かに、この兄弟の覚悟は作品の軸ではあるんだけど……でも、そもそも両親の死は、お父さんが職権乱用して進入禁止区域に突入しちゃったからの自業自得なんだけど……イヤ、宇宙人に侵略されなければ問題なんか起きなかったんだけど。
ともあれ、とにかく全面戦争しかないエイリアン物は食傷気味で、更にポリティカルな展開は割と好みという方向け。むしろ、このオチをしみじみするために1時間40分我慢できるヒト向けかと。

イヤむしろ、エイリアンの侵略すらナンチャッテで政府の陰謀……と云われた方が納得できる気が(苦笑)。
異性人に侵略された政府と戦う話で、あまり異性人と戦う場面はありません。
自分にはあまり理解できない作品でした。
久々にジョン グッドマンを見れたのは嬉しかったw

このレビューはネタバレを含みます

これは…ストーリーはそれなりだと思う。ただ、詰め込み過ぎ、説明不足。あと、期待していた内容と違う。

エイリアンから地球を奪還するはずのストーリーなのに、エイリアンとの戦いが殆ど描かれてない。レジスタンスの間の人間ドラマや駆け引きが殆ど。あと、それぞれのシーンに繋がりがあまり感じられない。いきなり登場人物や背景が変わるから、話についていくのが大変。TVドラマのダイジェストを観ている気分。

最後にもう一つ不満を言えば、スケールが小さすぎ。エイリアンから地球を取り戻すんだから、世界各国から人材を集めるとかもっと世界中を巻き込んだ話にしてほしい。こんなアメリカの一番都市だけで終わるような展開、期待してない。

前情報無しで見始め最初は「エイリアン vs 大衆」のドンパチやらかすSFアクションかと思っていたら実際は、「エイリアンからの侵略を受け入れた政府 vs それに抗うレジスタンス」の物語でしたね。早々にその構図が理解ってからは俄然手堅いハードSFとして見ごたえがあった。渋い。市民は芋虫のようなキモいGPSを体に埋められ逐一飛来するドローンで行動を政府に把握されている超監視社会の中で、レジスタンスたちは伝書鳩で連絡を取り合ったり、闇医者がGPSを取り除いたりと、前時代的でアナログな方法に回帰している対比が面白かった。計画を遂行していく過程は手に汗握ってたまらない。

エイリアンに侵略され統治された地球。舞台はシカゴ?レジスタンスがテロをもって抵抗を示す。
荒廃的近未来な設定が魅力的な映画でした。
最後は人の繋がりの話に。急にまとめた感ありましたがこれはこれであり。
反政府側のテロの動機はだいたいこんなものかと、真面目に考えてしまう。
ジョングッドマンいい役どころでした。
のすけ

のすけの感想・評価

3.6
エイリアンとの対決メインを期待した人からすればポイント低くなりそう。
でも最初からそうじゃないパターンだろうなと感知しつつ観た人からすれば中々の良作。
テンポも良いし、新しいんだか古いんだか分からない雰囲気や、地上ではエイリアンが基本いないので、現代の話しだっけ?と錯覚してしまう感じも悪くない。
結局なんだったんだ?というオチが分かりづらいが 、観ごたえはある。
良すぎる…

ジャケからは想像し難いオーウェル風の渋SF
トーンが渋いのにケレン味もあるのがとても良い

撮影もプロットもウニエイリアンのデザインその他諸々も非の打ち所がなかったので抽出して書くことが逆に難しい

とりあえず一番素晴らしかったのはスタジアム侵入シーンまでの一連
劇伴からマーチングバンドにスムーズかつダイナミックに切り替わるタイミングで大興奮

あとエイリアンが地下にいるというのもよい クトゥルフ的で


観ながら裏切りのサーカスを思い出してたんだけど普通にオマージュぽいシーンあった

ルパートワイアットもっと売れてくれ〜〜
てつ

てつの感想・評価

3.5
マッチをすり 戦争を起こせ

地球外生命体の侵略から9年。
統治者であるエイリアンの支配は続き、政府はその支配下にあった。

エイリアンとの闘いではあるねんけど、人間対人間のドラマです。
政府対レジスタンスという立ち位置で物語は進みます。

もちろん警察は統治者側に付いており、レジスタンス一掃が目的。
その警察署員であるマリガン(ジョングッドマン)は、レジスタンス撲滅のために動く。

ヴェラファーミガが最初にちょっと出て、

「え?出番終わり?」

って感じやってんけど、んな訳ないわな~という展開。
彼女に役名はなく、ジェーンドゥーとクレジットされている。
(ジェーンドゥーとは名無しの権兵衛の意味なり)

SFスリラーなのだが、ラストでおーとなる展開が待っており、前述した通り人間対人間のヒューマンドラマでもある。

エイリアン目的じゃなければ面白いSF映画だと思うので、☆3.5あげちゃうよ♡
nobuo

nobuoの感想・評価

3.3
※ ポスターアートのガンキャノン的ロボは単なる背景です。一切動きません。

ルパートワイアット待望の新作となったディストピアSF。
社会派SFとしてはありがちな描写が続く他、ウニ的なエイリアンや切り札となるモノが透明だったりと妙に抽象的な表現が多いので、カタルシスを感じられる筈のラストに乗り切れなかった。監督の過去作「猿の惑星創世紀」程の大傑作には至らず残念。ニールブロムカンプあたりが撮ってたら良い塩梅の映画になっていたかも?
WOWOW.

正体不明の異星人が地球を支配した近未来が舞台のSFサスペンス。
説明不足すぎてちょっとついて行けなかった。支配されて取り締まる側と抵抗する側の背景をもうちょっとほしかった。
世界観はいい雰囲気ありました。