説得って、ほんと意味ないですよね。人は自分の言葉で相手を変えようとするけれども。
主人公が周りの景色を黙ってただ見ているシークエンスが好き。全てが新しく見えている。
ラストはびっくりしました…
1998年の個人的ワースト映画No1。
これでアッバス・キアロスタミが嫌いになったくらい。
映画館を出て開口一番
「死にたきゃ勝手に独りで死ねばいいのに」と友人に言った記憶あり。
でも、このチラ…
この監督(というよりイランの風景を覗く体験が)2作目。
圧巻の映像。
車の中の会話を車を走らせた壮大な景色に乗せて進めていくことが本当に上手だなと、2作ともそこに感動。
私の顔が映ってないわ!とか…
荒野、そこに保護色のような
ボディーカラーのレンジローバー
それだけで目の保養
メンヘラおじさん、
最後のドライブ
彼に何があったのかが
全く語られないところが特にいい。
若者は自分の置か…
配信終了直前・キアロスタミマラソン⑥
最期のひと時には淡い世界が見える。みなさんの目には?
車を走らせて自殺を幇助してくれる人間を探すバディという中年男の物語。死のうとすると世界は美しく淡い色に見…
老人の言葉に心動かされたというより、主人公は多弁でコミュニケーションを取るのも上手いけど、老人との会話は逆転して老人が多弁になる。自分に絶え間なく話しかけてくれて自分の方に向いてくれてる事に心動かさ…
>>続きを読むどちらも(自己と他人との別こそあれ)死を渇望して同じ場所を車で低徊するおじさんの話である「風が吹くまま」と本作とは二部作として考えるべきなんだろう
唐突な終わり方だったにも拘らず置いて行かれた感はな…
彼はあの場所に埋葬されたかったんだろうな
薬で寝ても死んでないのに埋められて苦しい思いはしたくないということか
3人の候補との会話がなずっと面白かった
最後あの老人は来たんだろうか
あるいは違う男性…
(C)1997 Abbas Kiarostami