説得って、ほんと意味ないですよね。人は自分の言葉で相手を変えようとするけれども。
主人公が周りの景色を黙ってただ見ているシークエンスが好き。全てが新しく見えている。
ラストはびっくりしました…
1998年の個人的ワースト映画No1。
これでアッバス・キアロスタミが嫌いになったくらい。
映画館を出て開口一番
「死にたきゃ勝手に独りで死ねばいいのに」と友人に言った記憶あり。
でも、このチラ…
自殺の手伝いをしてくれる人を探し、主人公は車を走らせる。何人かを車に乗せ、自殺をしようとしている場所へ連れていく。時にその場で逃げられたりもしたり、連れてきた人を送り届けたり。そんなふうに、主人公は…
>>続きを読む「私は死を置き忘れて」
といったようなちょっとしたセリフが良い。
ここでいう美しい自然を作り人間を慈しんでくださる神とはアッラーのことだけど少しずつやはりキリスト教世界とは違って面白い、もとは同じな…
主人公が死ぬ場所までのぐるぐると長い道のりがドラゴンボールで言う蛇の道のようで、そう簡単に自殺にたどり着けないような表現にみえた。車に乗せて話す人たちとの会話は、成り立っているようで成り立っていなか…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami