お彼岸なので。
思っていた以上に好きだった。
やっぱりジャン=ピエール・レオは年をとってもふわふわしていて、つかみどころのないボケ感がいい。
死ぬシーンを演じられない俳優ジャンにとって頑なにイメージ…
年老いた俳優が映画撮影に勤む子どもたちと穏やかに過ごす時間が愛おしい。妻を失くし喪失感に苛まれた彼が南仏の美しい自然の中で自分自身と向き合い前に進んでいく姿も印象的だった。南仏の海岸、紺碧色を帯びた…
>>続きを読む「死は一人称では経験できない」という言葉を思い出します
やはり南仏というロケーションが強い!メリハリのある青白緑がキレイだーー行ってみたい!
あと俺のカスのリスニング力でも聴き取れる部分が多くて仏…
【駄作というも愚かしい】
老俳優が南仏で若い頃に死んだかつての恋人と再会する物語と、子供たちの映画作りの物語を組み合わせてできた映画。
でも全然面白くない。老いた俳優と若い姿のままの恋人との再会…
このレビューはネタバレを含みます
「死」を考える
老い、死を否定的なイメージでしか見れない自分にとっては新しい視点だった。「死」は出会い。亡くなった人たちが近くに感じられる救いの映画だった。
・なぜ、ライオンなのか
ライオンはお父…
非常に軽やかな映像の連続の中に奥に海が見える路地にちょこんと座るジャンといったハッとするカットを入れ込んでくる巧さ。しかもこの海が重要なモチーフである辺り抜かりない。またこのカットはジャンのいなくな…
>>続きを読む© 2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BALTHAZAR-BITTERS END