「この映画のタイトルこそムーンライトでいいんじゃないか」
と冒頭あたりで思ってしまったのだけれど、それはたぶん監督も1度は思ったことだろうし(もちろん思わなかっただろうし)置いておくとして、アフロ…
訪れたことのない、多分一生訪れることのないコンゴのキンサシャ、そこで生きる一人の女性。前半の動と後半の静。対照的な流れ。前半の事故にあった息子の治療費のために必死でお金を集める姿にお金というものに対…
>>続きを読む【第67回ベルリン国際映画祭 審査員グランプリ】
荒々しくて乱雑で、でも繊細で美しい愛についての作品だった。
息子の手術代のために奔走するフェリシテ(幸福)という名の女性、学校にも行かず不良扱いさ…
フェリシテ、フェリシテ(幸福)?という台詞が印象的。
冒頭のフェリシテが歌って、おひねりを渡される様子。
その渡し方からして既に自分の知っているそれではない。
病室で息子さんをやっと見つけた時の…
人生観を揺さぶられる作品。
眼で語る映画だった。
フェリシテら登場人物の視線に興味を持つことができるかで、この映画の評価は大きく変わりそう。
民族音楽とアフリカンクラシック(そんなものが存在する…
カサヴェテスとダルデンヌ兄弟を思い出した。カサヴェテスがわからない俺にはこれもわからん。馬、麒麟、シマウマ?、よくわからん動物が出てくるところと、引いた絵のときに街の人の動きが一瞬止まるところはよか…
>>続きを読むカネに翻弄され、残酷かつ厳しい現実。
タフでないと生きていけない環境と苦難の連続の中で、主要キャストの3人が少しずつ家族になって行く様が穏やかで良かった。
メタファーな描写は自分には少し難解だった…
© ANDOLFI – GRANIT FILMS – CINEKAP – NEED PRODUCTIONS - KATUH STUDIO - SCHORTCUT FILMS / 2017